2012年に初参加したロンドンオリンピックでは、金メダル4つ、銅メダル1つという快挙を成し遂げたアメリカの女性競泳選手、メリッサ・フランクリンさん。
今回のリオデジャネイロオリンピックでも活躍が期待されていましたが、金メダルは200m×4の自由形リレーにおける1個のみ。個人戦では、決勝への切符を手にすることができませんでした。
「これまでの人生でも、最も辛い数週間でした。家族や私を誇りに思ってくれている人たちに顔を合わせることが、心配でたまらなかったです」
応援してくれた人々に対する申し訳なさを抱えながら、フランクリンさんはコロラド州の自宅に戻りました。
しかし、そこで目にした”ある光景”に、彼女は言葉を失うことに…。
なんと、自宅の芝生が、たくさんの「ピンクのハート」で埋め尽くされていたのです！
1つ1つのハートには、フランクリンさんを応援していた人たちからの温かいメッセージが綴られていました。
「勝利すること、競い合うこと、そして何より、敗北することの中にある美しさを、あなたは教えてくれた。あの瞬間、あなたは最も輝いていたわ」
壁には子どもたちからの寄せ書きも…！
「おかえり！」
「みなさんの思いやりの気持ちに、圧倒されてしまいました。力強い応援を続けてくれた仲間に、感謝の気持ちでいっぱい。私のコミュニティは世界で1番です」
極限のプレッシャーの中、世界最高峰の選手たちが最大限の力を尽くして闘う姿は、それだけでも見る者に感動を与えます。
勝敗にかかわらず、我々の心を震わせた選手たちのこれまでの努力、そしてオリンピックの舞台に立った勇気に対して、まずは感謝の気持ちを伝えたいですね。
(参照 news.com.au)