2015年に、アイスランドで最も美しい女性・「ミス・アイスランド」に選ばれたアーナ・エール・ジョンズドッティアさん。
めでたく「ミス・グランド・インターナショナル」という美の世界大会への参加権を得た彼女でしたが…
その大会の出場前に、主催側のスタッフからこんな言葉を掛けられたといいます
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最終選考に残りたければもっと痩せなければならない。
朝食を抜いてサラダだけを食べればいいだろう。
誠に理不尽な言い草。
とはいえ、運営にかかわる人間の直々のアドバイスである以上、勝利を願う出場者の大半はその内容に従うことでしょう。
しかし…
自身を「強い女性」と表現するジョンズドッティアさんの対応は、少し違いました。
彼女は今回の出来事について、主催者側へ、以下のような手紙を送ったのです。
私があなた方にとって太りすぎだというのなら…
それは、ミス・グランド・インターナショナルが私の顔、体、心すべてにふさわしくないことを意味します。
もしあなた方がこのまま“国際”コンテストを続けていくのなら、それぞれの国の美しさを受け入れられるようになるべき。
私の国では、この体は完璧です。
どこへ行っても、そのことだけはいつも心に留めています。
心の底からスカッとする、毅然とした対応です(笑)!
てっきり自分たちに従うだろうと思っていた主催側は、タジタジだったことでしょう。
アイスランドのナショナルアスリートチームに所属していた彼女。
そのために他のミスコン出場者より肩幅が広く、体も大きく見られがちだったそうです。
それでもジョンズドッティアさんは、チームに所属していることを誇りに思い…
「自分は今のままで十分だ」と断言しました。
「女性は細身であるべき」といった考え方も、一般論とは程遠い、ただの偏見に過ぎません。
ジョンズドッティアさんの言う通り、「痩せているから」という理由で世界一になれるコンテストなど、あってはならないと思います。
美しさとは、外見からのみならず、内面からも発せられるもの。
無理なダイエットに励む方もいらっしゃいますが…。
ジョンズドッティアさんのように「美に対する信念を持つ」ことこそが、実はなにより効果的な美容法なのかもしれませんね。