「日本航空の事故を受けて考え直した事がある」
そんな書き出しから、はつみ (@sekisonhatsumi)さんは以下のような呟きを投稿しました。
日本航空の事故を受けて考え直した事がある。
私は車椅子ユーザーなんだけど、飛行機に乗った時にキャビンアテンダントさんから
「有事の際はどの様にお手伝いしたら良いですか」と聞かれる。
心の中では「迷惑をかけたくないのでお先に逃げてください」と言いたいんだけど、— はつみ (@sekisonhatsumi) January 4, 2024
クルーの方はそう言われるのが1番困ると思う。返事する時間すら勿体ないつまらない答えなので
「立てないので持ち上げて貰えれば、、、、」と言っていた。そしてその時の表情は半笑いだったと思う。
(まさかそんな事起きないとでしょ。重いから持ち上がんないよ。助からなくても良いよ。)という— はつみ (@sekisonhatsumi) January 4, 2024
複雑な気持ちで半笑い。
でも、クルーの方たちが毎日どんな思いで訓練して搭乗し、障害者の私を受け入れてくれたかと思うと今度からはしっかり答えようと思う。
でも経験がないのでなんと言って良いかわからない。
例えば— はつみ (@sekisonhatsumi) January 4, 2024
「上半身は動くので出口まで引きずって貰い、シューターに投げてもらえば自分で頭を保護して落ちるので、そこからは腕の力で移動します」だろうか
これで伝わるだろうか。
航空関係の皆様本当にいつも乗せていただき感謝しかありません。— はつみ (@sekisonhatsumi) January 4, 2024
なるほど…。
大事な気づき
乗客の命を守るのがクルーの使命であり、迷惑をかけまいと介助を遠慮したことで、逆に被害が大きくなってしまうこともあるかもしれません。
同じ車椅子ユーザーの私も、有事の時は自分は後回しで助からないという覚悟は持っているので、介助方法を正確に伝えようとしてこなかったかもしれない。でもこちらの投稿を読んで、自分だけのためではないという事に気付かされました。職を賭して対応して下さる相手には自分も真剣に向き合わねば。 https://t.co/xDYKRX0ysI
— スタジオおもち by HASH @ 働きづらさのある人の副業コミュニティ (@studio_omochi_) January 4, 2024
障害のある当事者も非常時にはどう逃げるかを想像してクルーと打ち合わせておく、周りの乗客も避難時に手助けがいりそうな方を気にかけておく、クルーに頼まれたら乗客も手伝う。
そういう想定が頭の片隅にあるだけでも生存率が上がりそう。 https://t.co/lThIoEzevK— くろめ (@chromedium96) January 5, 2024
全員が助かるためには搭乗者同士の協力が不可欠であるため、有事の際にどのように動くかを各々がシミュレーションしておくのはとても大事なことですね。
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みんなの反応
●このような方は多いと思われる。諦めであったり、迷惑をかける位なら、自分のせいで犠牲が出てはいけないと
●もし自分が当事者だったらたしかに、先に逃げてと思う気持ちわからなくもないな。でも、何かできることがあれば力になりたいと思う自分みたいな人もたくさんいると思う
●障害の有無に関わらず、その時私に何が出来るか、普段からどうしておくべきか、改めて考えたい
●これ現役の航空会社の方に届くなら、どういった情報を航空会社は求めてるのか過去の例とか具体的な例がわかると良いな。で今後何らかの介助が必要な方が何を知りたくて聞いてるの??ってなるより、例を見せつつ有事の際には何が必要か?って聞く方がお互いにとって良さそう
考えさせられる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。