「誤飲したら、とりあえず吐かせろ」は大間違い!誤飲に対する正しい対処法


子どもや認知症のお年寄りなどが、例えば漂白剤など、誤って身体に有害なものを飲み込んでしまった場合、一見「吐かせる」のが一番の解決方法だと思いがちなのですが・・・

とあるTwitterユーザーさんが紹介した、「洗剤などを誤飲した場合の対処法」に関するツイートが、「知らなかった」「大変ありがたい」と話題になっています。

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合わせて画像で紹介された、公益財団法人 日本中毒情報センターの「中毒事故が起こったら」によると、ケース別に次のような対処方法が推奨されています。

誤飲した場合の対処法

①あわてずに、口の中に残っているものがあれば取り除き、口をすすいで、うがいをします(難しい場合は濡れガーゼでふき取ります)。

②家庭で吐かせることは勧められていません。吐物が気管に入ってしまうことがあり危険です。特に、吐かせることで症状が悪化する危険性のあるものの場合は絶対に吐かせてはいけません。

【吐かせるのは絶対ダメ!】

●灯油やマニキュア、除光液、液体殺虫剤など石油製品
 →気管に入ると肺炎を起こす

●漂白剤やトイレ用洗浄液、換気扇用洗浄剤など、容器に「酸性」「アルカリ性」と書かれているもの
 →食道から胃の損傷を悪化させる

●防虫剤の樟脳、なめくじ駆除剤
 →痙攣を起こす可能性あり

 
 
刺激性があったり、炎症を起こしたりする危険性があるものの場合は、牛乳または水を飲ませます。

誤飲したものを薄めて、粘膜への刺激をやわらげます。飲ませる量が多いと吐いてしまうので、無理なく飲める量にとどめます(多くても小児では120mL、成人では240mLを超えない)。

【牛乳や水を飲ませる】

●容器に「酸性」「アルカリ性」と書かれているもの

●洗濯用洗剤や台所用洗剤など「界面活性剤」を含んでいるもの

●石灰乾燥剤、除湿剤など

 
 
④その他のものの場合は、飲ませることで症状を悪化させる恐れがあるものもありますので、何も飲ませないようにします。

【何も飲ませてはいけない】

●灯油やマニキュア、除光液、液体殺虫剤など石油製品
 →吐きやすくなり、吐けば肺炎を起こす
  牛乳に含まれる脂肪に溶け体内に吸収されやすくなる(水☓ 牛乳☓)

●たばこやたばこの吸い殻
 →ニコチンが水分に溶け出し体内に吸収されやすくなる(水☓ 牛乳☓)

●防虫剤
 →牛乳に含まれる脂肪に溶け体内に吸収されやすくなる(牛乳☓)

 
これらはぜひ覚えておきたい情報ですが、細かく分かれているので、咄嗟のときには判断がつかない場合も。

そんなときは、「中毒110番」に相談することも可能です。

■大阪中毒110番(365日 24時間対応)
 072-727-2499 (情報提供料:無料)

■つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)
 029-852-9999 (情報提供料:無料)

■たばこ専用電話(365日 24時間対応、テープによる情報提供:一般向け)
 072-726-9922 (情報提供料:無料)

  
誤飲したからといってむやみに吐かせない、ということを念頭に置き、正しい対処を行うよう心がけましょう!

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