公の場で授乳行為を行う母親たちについて擁護する声が高まる一方、「わいせつだ」「見たくない」といった批判的な意見を抱く方も、いまだ少なくありません。
そんな中…アメリカ・フロリダ州セミノール在住の2児の母、マリア・コリーさんは以前、自身の抱える疑問をFacebookに投稿しました。
どうしてそんなに批判するのでしょうか？
I am not typically one to ever do this as I am very private when nursing but with all this nonsense about people bashing…
Maria Corryさんの投稿 2016年2月17日水曜日
マリアさんいわく、この授乳中の写真を投稿したところ…
「性的コンテンツに関する基準に違反する」として、5回以上もFacebookに報告されたそうです。
彼女は授乳に対するこうした偏見に憤りを覚え、以下のように綴ります。
性的だと考える方がおかしい。
母親の胸が何のためにあると思っているのでしょうか。
そしてさらに彼女は、有名なランジェリーメーカー・Victoria’s Secret(ヴィクトリアズ・シークレット)のモデル写真で自身の胸を隠しながら授乳している写真を添えて、痛快なコメントを述べました。
So since my breastfeeding photo which showed NOTHING got reported more than FIVE times, I'm posting this. I bet this won…
Maria Corryさんの投稿 2016年2月18日木曜日
このような下着姿のモデル写真が街中にあふれかえっていることについては、誰もなんとも言いません。
広告で下着姿の胸を見せることは良くて、胸が見えてもいない授乳をはしたないなんて。
子どもを養育し、授乳する女性が見下されるなんて、理不尽ですよ。
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その後、彼女は子育て中の母親に向け、授乳中のセルフィーをシェアしないかと提案。
すると多くの母親たちから、「授乳中の母親として誇らしい」「授乳は自然なことだと、世間が認識しないと」「マリアさんのアイデアいいですね」といった声とともに、誇らしげな写真が寄せられました。
Heidi Marieさんの投稿 2016年2月20日土曜日
マナーを守っているにも関わらず、目くじらを立てられ、心無い非難を受けてきた母親たち。
マリアさんのメッセージは、これまで「やむを得ず」「いたたまれない気持ちで」授乳を行ってきたそんな彼女らの心に、大きな力を与えたに違いありません。