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写真の中の子どもの目が白く光っていたので病院に連れて行ったところ…

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モデル事務所に送るために、息子のテイラーくんの顔写真を撮影したティーナ・トレッドウェルさん45歳。

その写真を見せてもらった妹のジェラルディンさんは、テイラーくんの目の中が、不自然に光っていることに気が付きました。
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ティーナさんにそれを告げると、なんとなく心配になった彼女は、テイラーくんを病院に連れて行くことに。するとそこで、驚くべきことが発覚しました。

 
なんとテイラーくんは、網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)という病気に侵されていたのです。網膜芽細胞腫とは、網膜にできる悪性腫瘍で幼児に起こりやすく、発見が遅れてしまえば失明や死の危険もあります。

テイラーくんの左目には小さな腫瘍が3つ、そして右目には、大きな腫瘍が1つ発見されました。さらに、大きな腫瘍は網膜を破き、すでに右目の視力は失われている状態でした。

テイラーくんは、直ちに化学療法をはじめることに。そして、4ヶ月、右目の視力は戻らなかったものの、無事に退院することができました。

 
それから2年後
ティーナさんに、網膜芽細胞腫を持つ子どもたちやその両親のサポートを行うチャリティ団体から連絡ありました。スマートフォンを使ってこの病気を発見する方法を知らせるためのキャンペーンモデルになって欲しいと言うのです。
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テイラーくんの目のアップの写真を、スマートフォンでフラッシュ撮影すると、光に反射する特殊なインクが反応し、目が白く写るというキャンペーンです。

 
瞳の真ん中が白く光ったら、これが網膜芽細胞腫のサイン。
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現代では、スマホで子どもの写真を撮る親が多いので、「瞳が白く光る=網膜芽細胞腫の可能性がある」ということさえ知ってもらえれば、より多くの早期発見に繋がるということで、このキャンペーンが考えられました。

日本では1年間に80人の子どもが発症しているようです。性別に関係なく、出生児15000人に1人の割合です。(参照:がんサポート

もし万が一、子どもの目の中に小さなサインを発見した場合は、念のため眼科に相談してみてください。

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