アメリカ・ミシガン州在住のステイシー・ウェアマン・フィーリーさんがFacebookに投稿した1枚の写真。
I took this picture because initially I thought it was funny. I was going to send it to my husband to show what our…
写っているのは、ステイシーさんの娘さんです。
3歳の彼女は、何故か便座の上に立ち、じっと口をつぐんでいました。
彼女に、一体何の遊びをしているのかと尋ねたステイシーさん。
そこで返ってきた答えは、あまりにも衝撃的なものでした
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娘は、幼稚園で習ったロックダウン・ドリル(不審者からの避難訓練)の内容を復習していて…
この写真に写っているのは「トイレまで追い詰められたときにやるべきこと」だったんです。
その瞬間、まだ3歳のこの子を包んでいたはずの純真さが、跡形もなく消えてしまったように感じてしまいました。
母親が「遊び」だと思っていた幼い娘の行動。
それは、犯罪者から自分自身の命を守るための大切な「練習」でした。
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ステイシーさんは続けます。
これはあなたの子どもです。
あなたの息子や娘であり、孫であり、ひ孫であり、来るべき未来の世代です。
この子たちは、あなた方の決定に沿ってつくられる世界の中で生き、成長していくのです。
彼らはたった3歳です。
そしていずれ、トイレの個室に隠れ、便座の上に立つことになるでしょう。
彼らにとって、これ以上大変なことはありません――いつ終わるかもわからないまま声を殺しながら、ドアの下の隙間から足を見られないよう、バランスを取り続けなければならないのです。
私自身も、彼らのためにまず今何を行うべきなのか、その答えを知っているどころか、手掛かりすらもつかめていません。
それでも、あなた方の子どもたちが便座の上に立つ姿を見たくないのであれば、我々は「何か」をしなければいけないのです。
ともに考えましょう。
愛すべき子どもたちを守るために、私たちは何をするべきなのか。
この写真が投げかける問いは、「アメリカだけの問題」ではありません。