電気イヌ(@pirotan21)さんは、ご自身が退職時に貰った『寄せ書き』をめぐって、こんなエピソードを投稿しました。
3月末に前の職場を辞めた。貰った
色紙を読んだ。
「忙しい中で適当に書いたんだろう」と思い、酷いなと思った。
4日後たっぷり寝た後、寄せ書きを手に取った。
仲間達の声が聞こえた。慰めと励まし。涙が出た。
疲れが人の声の届くのを妨げていた。私に出来たのは疲れが癒えるまで待つことだった。— 電気イヌ (@pirotan21) April 4, 2020
『疲れが仲間の声を妨げていた』
これは大切な気づきに違いありません。
おっしゃる通り
他者に優しくあるためには…
何よりまず、「他の誰でもない自分を思いやるべき」ということですね。
相手の心の中に自分を思う心があると思えること、言い換えると、自分の心の中で相手にも心があると思っていられることを、メンタライジングと言います。メンタライジングは情動や不安が高まると途絶しますが、回復します。回復を促進する心理療法がMBT(メンタライゼーションに基づく療法)です。
— 電気イヌ (@pirotan21) 2020年4月4日
私も仕事辞めたときは、友達からのラインを開ませんでした…。字面では大変だったね、よく頑張った、とか並んでるけど、実際は根性無しとか思われてるんだろうなって。
それから1ヶ月後、友達と会った時に、本気で心配してくれてたこと、仕事辞めたことを心から喜んでくれてたことが分かりました。。— ぶどう (@bbb0930a) April 5, 2020
心が荒んだとき、必ず思い出したいお話です。
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みんなの反応
●怒ってしまうと見えるものも見えなくなってしまうよ!って私は思ってたけど、疲れもあるのだとは気づかなかった。たしかに。こればかりは自分でコントロールしたくてもそうはいかない
●現在進行形でそれです。保育士をしていましたが、精神的にやつれてしまい辞めてしまいました。保護者と子供たちから手書きのメッセージの本を頂きましたが、怖くて現在でも開けられません
●激務の前職を辞めた時に、全く同じことを経験した。寄せ書きをちらっと見ただけで奥にしまいこんでしまったけど、1年経って読んでみたら同僚の思いが詰まっていて本当に心に染み込んできて泣けた
ハッとさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。