福山泰史|Taishi Fukuyama(@fkymtsh)さんは先日、『音楽ストリーミング』を巡るコロナ問題の影響について、こんなツイートを投稿しました。
これは興味深い。レストランの業務停止、social distancing、自宅待機命令が発動しているアメリカではストリーミング系のサービスは追い風とか言われている中、ここ1週間の音楽ストリーミングが8%ほど減少傾向らしい。
特にストリーミングが減ったジャンルは、— 福山泰史|Taishi Fukuyama (@fkymtsh) March 25, 2020
pop、rap、R&B、ラテンで、逆にストリーミングが増えた3ジャンルは、クラシック(+1.5%)、folk (+2.9%)とchildren's music(+3.8%)。裏を返すと、通勤、ジムのワークアウトとか、「〜ながら聞き」系がいかに音楽ストリーミングに貢献しているかを数値化していると思うと同時に、
— 福山泰史|Taishi Fukuyama (@fkymtsh) March 25, 2020
音楽業界的には「ながら聞き」以上のコンテンツ作りを考えるきっかけというか、警鐘を鳴らすべきことでもある気がする。https://t.co/txtj42pHLf
— 福山泰史|Taishi Fukuyama (@fkymtsh) March 25, 2020
なるほど…!
『集中』して聴く文化
生活に密着していたからこそ、再生数が減ってしまう…なんとも意外な結果ですね。
この考察、感覚的にしっくりくる。
私も今まで、通勤中は爆音ラテンミュージックで気分を盛り上げていたけど、1日中家にいると朝から爆音で音楽は聞かない。
むしろ仕事しながら、クラシックやJazzを聴くようになった。
EDMとか聴くタイミングないですね。 https://t.co/YeUwD1SVTH— こふぃ🇺🇸駐在✖️大学院 デュアルキャリア模索中 (@Kofiusa) March 26, 2020
音楽は通勤とか移動してる時間くらいしか聴かないもんね。家だとムービーやゲームになる。 https://t.co/YIfpTZb7h4
— Mozzo (@ssb_stem) March 26, 2020
各楽曲を『寄り添う立場』から、いかに『日常の主役』へと移行させていくか。
福山さんのおっしゃるとおり、これは人々の音楽離れを防ぐ上で、非常に大切なポイントと言えるかもしれません。
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みんなの反応
●もしくは、「家で暇になったから音楽でも聞くかー」という浅い動機でみな音楽は聴いてなくて、普段の生活で得ている楽しいこと、辛いことなどの体験こそが音楽を聴くキッカケになってるとも、捉えられるかも
●popやrapの軽快なリズムや韻、聞きやすいメロディの音楽を聴くことで日常をやり過ごしていたけれど、音を楽しむ、生活があってこその音、ということになったのかな。仕事の拘束時間が減った分、料理や芸術や趣味や家族との時間へ
●連日世界中のコロナの殺伐としたニュースに触れているので、夜になると疲れてしまいクラッシックを求めてました。これからもクラッシック聴く頻度増えそうです。頭と心を鎮めるのにも音楽が欠かせない
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。