ある日のこと。
ヘアスタイリストのメアリー・トーマストンさんは、6歳の娘・ライラちゃんから、髪型をカラフルな「ユニコーンヘアー」にしてほしいとおねだりされました。
かねてから望んでいたという娘の願いを、メアリーさんは快諾。
プロとして、そして母として、依頼を受けたヘアスタイルを完璧に仕上げます!
夢が叶ったライラちゃんは、もちろん大喜び!
そして、そんな娘の素敵な姿をたくさんの人々に見てもらいたいと思ったメアリーさんは、「娘のアイデアである」という言葉を添え、出来栄えをInstagramに投稿しました。
しかし…
純粋にヘアスタイルを褒める声も上がっていましたが、写真を見た人々から寄せられたコメントの多くは、メアリーさんの親としてのあり方を批判する内容でした。
「髪を染めるには幼すぎる」
「一体、どれくらいの時間がかかったのかしら。小さな女の子が長時間座らされているなんて!」
「時々忘れがちになる人がいるけど、子どもは人形じゃないよ」
そのような意見を目の当たりにしたメアリーさんは、こんなメッセージを投稿します
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私には、子どもが自分に自信を持ち、自己表現が自然にできるように育てていきたいという、独自の育児方針があります。
もし娘が青い髪にしたいと言ったなら、その選択を私がどれだけ気に入ったか、そして、その選択をした彼女がどれほど美しいかを、彼女自身に伝えます。
そして、私は彼女の髪のすばらしさに敬意を払い、質の良い洗髪料を使います。
あなたがたが私の子どもをどうやって育てたいのか分からないけれど…
歓迎されないあなたがたの意見はその胸の内にしまっておいてください。
青色が好きじゃない。いいじゃない、そう言えばいい。
レインボーヘアーが好きじゃない。いいじゃない、そうやって言えばいい。
これらは、あなたがたの意見だから主張することはできますが…
私の子どもに対する失礼なコメントは、そうではありません。
我が子の意思と、それを尊重した母親の行動を、「子どもになんてことをするんだ」という一言で無下にする人々に対し…
メアリーさんは毅然とした反論をぶつけました。
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ライラちゃんは自分のユニコーンヘアーをとても気に入っており、今度は別の色の組み合わせに挑戦したくてたまらないと話したそう。
その表情には、喜びが表れています。
ネットの反応
●髪だよ、一生続くものじゃない。タトゥーをさせたわけじゃないんだから
●とっても可愛い! ユニコーンヘアー、バンザイ!
否定的な声が多数あがる中で、わが子の想いを優先し、それを堂々と世の中に発信し、さらに投げかけられた非難にも真正面からぶつかっていったメアリーさん。
様々な意見もあるとは思いますが…
少なくともそんな彼女の姿勢からは、子どもをまっすぐに育てたいという母親の愛情が溢れていたのではないでしょうか。