しば花🎀(@shibahana721)さんが投稿した、夜中4時頃のエピソードに注目が集まっています。
「たすけてくださーい。」
「だれか、たすけてくださーい」
夜中4時ぐらい。寝ていたけど、声が聞こえてくるから、気になって目が覚めた。
最初は、外で、酔っぱらいがさけんでいるかと思った。
「たすけてくださーい」
違う。マンションのとなりからだ。
たしか、50代くらいの男性だ。
主人を起こす。— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
「となりの人がたすけてくださいって言ってる。怖いから、あなたも起きて。」
主人が起きてくれた。
9月ごろで、早朝は涼しい。
ベランダ越しに声をかける。
「となりのものです。どうしましたか?」
「脳梗塞をおこしたようです。救急車を呼んでください。動けないのです。」…— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
119番コールする。
「はい、こちら救急署。
どうしましたか?」
「となりの住人の方が脳梗塞を起こしたみたいで、救急車を呼んでくださいと言われたので、電話しました。」
「名前と年齢と住所を教えてください。」
「名前は分かりません。多分50代の男性で、単身赴任だと思います。」
住所を伝える。— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
ほどなくやってきた。とりあえず、玄関ホールへ夫婦で向かう。救急隊と話す。1階だったので、ベランダ側の駐車場から、救急隊員が再度、声をかける。「身体が動きません。助けてください。」ベランダから隊員が入る。網戸になっていたから、窓から部屋に入ることができた。玄関のカギを隊員が開けた。
— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
ようやく、玄関から、ストレッチャーが入ることができた。運ばれていった。
数日後、となりの奥さまが我が家にお礼にきた。やはり、脳梗塞で、市内の病院から、隣の市の大学病院まで
転院てなっていた。
「本当にありがとうございました。助かりました。」
関東から、九州に単身赴任されていた。— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
退院して、しばらくしたら、関東に戻られた。命の恩人だと、しばらくは引越しされた後も、数回、お歳暮が届いた。
一人暮らしの方。
スマホは枕元にあった方が緊急時には良さそうです。約10年前の話。
— しば花🎀 (@shibahana721) June 4, 2024
そんなことが……。
誰にでも起こりうること
しば花さんはさらにこう続けます。
はい、脳こうそくは、2時間以内に、治療開始できれば、後遺症が残りにくいといわれています。残念ながら、その方は、後遺症が残りました。それでも、気づけて良かったです。主人もいたから、朝4時でも声かけできました。ほめていただき、ありがとうございます。
— しば花🎀 (@shibahana721) June 5, 2024
『網戸越しにSOSの声が届いた』『女性の一人暮らしではなく男性も同居していた』というのが、お隣を助けられた要因といっても過言ではないでしょう。
自分の身にいつ何が起こるかわからないため、スマートフォンは肌身離さず持っておきたいですね。
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みんなの反応
●何かと人との関わりを避けがちな都会の暮らし。お隣さんとくらいは笑顔で挨拶する関係でいたいモノです
●うちのばあちゃん、同じ部屋で寝てたじーちゃんが起きて気付くまで声出ないし体動かせないしで固まってて、枕元に携帯あっても助け呼べないパターンあるから怖い
●全焼する家の窓から「助けて!」と叫んだことあるけど誰も助けに来てくれなかったな
考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。