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心を開かせるのは忍耐とたっぷりの愛情。暗いトンネルの中のプードル兄妹の保護

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動物保護団体”Hope For Paws“に1本の電話が鳴り響きました。高速道路下の排水トンネルに、プードルの兄妹がいるというのです。

[ada]

現場へ駆けつけたのは、団体の創設者エルディッドさんと女性職員。現場の様子をよく確認した2人は早速プランを練りました。

プードルが排水トンネルを通り抜けて反対側へ行ってしまわないように、まずは反対側を完全に塞いでから作業を開始。ゴミや空ビンの転がる、暗くてドロドロとした地面を這い進みながら、徐々に2匹のプードルのもとへと近寄りました。
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警戒心が強く、ひどく怯えた様子の2匹。兄は妹を守ろうとその前に立ちはだかり、動こうとしません。ここで抵抗されてしまうと、大きな人間には身動きが取りづらいため、救出が困難になってしまいます。
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危険な人物ではないと安心してもらい、心を開いてもらうことが先決。エルディッドさんと女性職員は、我が身を構わず汚い排水トンネルの地面に腰をおろし、優しくプードルに語りかけました。

 
穏やかに話しかけながら妹の首に縄をかけるうち、まず心を開いてくれたのは兄の方でした。エルディッドさんのもとへ、少しずつですが寄ってきてくれたのです。そんな兄の姿を見て、怖がりな妹もなんとか寄って来てくれました。
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こんな場所にどれくらい閉じ込もっていたのでしょうか。真っ白であっただろう2匹の毛は、すっかり汚れて伸び放題です。

 
そして、ついに2匹とも安全に保護することに成功!
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足元を懐中電灯で照らしながら、みんな一緒に外へ出てきました。
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動物病院で毛を短くカットしてもらい、お風呂で汚れを洗い流してもらった2匹。
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生まれ変わったように、綺麗な真っ白のプードルに戻った2匹は、「コーラ」と「ペプシ」という名前をもらいました。

 
そして、すっきりした様子で遊ぶ2匹のもとに嬉しい訪問客が! 以前からご飯と水を与えてくれていた家族が、無事救出された彼らに会いに来てくれたのです。
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お家はまだ決まっていないようですが、こんなにかわいくて人懐っこい彼らですから、もう大丈夫ですね(*´ェ`*)

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