アメリカ・ラスベガスにおいて、多頭飼育を行っていた家から実に69匹もの猫を保護した活動家のニッキーさん夫妻。
現場は荒れ果て、捜索中に3匹の子猫が死体で発見されるなど、大変凄惨な状態でした。
ニッキーさんの夫は、3メートル近く積まれたゴミの山をまるでサーフィンするようにかき分け…
数時間をかけて、生き残った子猫・ジョリーを救出したと言います。
ママの直感
ジョリーは痩せており、他の子猫のように遊びません。
数週間経っても一向に体重が増えないため、2件の病院を訪れましたが…
獣医からは、「大丈夫」と言われるだけでした。
それでも直感的に「何かがおかしい」と感じていたニッキーさんが、3人目の獣医に相談すると…
ようやく、発達障害を患っていたことが判明します。
保護する前はひどい環境で暮らしていたため、最も大切な時期に、必要な栄養素が足りなかったようです。
まもなく病院で消化酵素やビタミンの投与を受け、元気を取り戻し始めたジョリー。
やがて、すくすくと大きくなったジョリーは、肩に乗るのが大好きな甘えん坊の猫へと成長しました。
ゴミ山を必死でかき分けて助けてくれたから…
夫のことは、特にお気に入りみたい。
4ヶ月を迎えると、体重は遂に1キロを越し…
無事に、「生涯のお家」も決まったそう。
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肩乗り猫
寂しくなりますが…
彼女がここまで来られたことは、本当にうれしいですね。
過酷な環境を、何とか生き抜いた子猫。
辛い経験の分まで、幸せに暮らしていくことを願ってやみません。
(参照:LoveMeow)