アメリカ・ミシシッピ州ガルフポートの「Sipps」というゲイバーで働くカラ・コーリーさんは、バーテンダー歴17年のベテラン。
Kara Coley will be bartending Friday night 5pm to close! Come start your weekend off with me!
Kara Coleyさんの投稿 2018年2月2日金曜日
そんな彼女のもとに、ある日、見知らぬ女性から1本の電話がかかってきました。
女性:そちらはゲイバーですか?
カラさん:ええ、うちはどなたでもご利用いただけるバーなのですが…。
実際には、ゲイの方が多いですね。
そして…
女性:ちょっとお聞きしたいことがあるのですが…。
カラさん:何でも聞いてください。
女性:あなたはゲイですか?
カラさん:はい、そうですよ。
『あなたはゲイですか』
不躾で突飛な質問にも、親切に対応するカラさん。
まもなく彼女は、女性の真意を知ることとなります。
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カラさん:うーん…。
女性:実はつい先日…
私の息子にゲイだと告白されたんですが、どんな言葉をかければよいのか分からなくて…。
カラさん:なるほど。
これまで同様の相談をたくさん受けてきたカラさんにとっても…
顔も知らない人から、いきなり電話で悩みを打ち明けられるのは初めての経験でした。
しかし、女性は藁をもすがる思いだったに違いありません。
親としての愛情と不安をひしひしと感じ取ったカラさんは、答えました。
認めていらっしゃるんですよね?
女性:ええ、それが息子の望みなら…。
カラさん:それなら、そのことをちゃんと彼に伝えてあげてください。きっとすべてはそこから始まると思います。
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『上手くいきますように』
率直なやり取りを通して、女性の心も晴れたようです。
カラさん:どういたしまして。上手くいきますように!
母に信頼を寄せた息子。息子の気持ちに向き合った母。
彼らの絆は、今回の出来事を通して、ますます固く結ばれたことでしょう。
カラさんの素晴らしいサポートに、大きな拍手を送ります!(*´∀`*)