アメリカ・ロサンゼルスに住むネイサンさんは、地域猫にご飯をあげて家に戻ったとき、裏庭から聞こえる小さな鳴き声に気がつきました。
確認しに行くと…そこには3匹の子猫と、その母猫の姿が。
子猫たちはみんな目の感染症を患っており、全身ノミまみれで、お腹も空かしているようです。
ネイサンさんは、すぐに彼らのためにご飯を用意しました。
協力の輪
その後、地元で猫の保護活動を行うアシュリーさんの協力を得て、2匹の子猫は無事保護できましたが…
残りの1匹がなかなか捕まりません。
たまたま南カリフォルニアを訪れていたラスベガスの保護活動家・ニッキーさんも、アシュリーさんからの連絡を受けてInstagramで助けを呼びかけます。
そして、協力を申し出てくれた数人のメンバーで現場へ向かい、1時間ほど探し回ったところで…
ようやく最後の1匹の捕獲に成功!
その後、ニッキーさんの元へ運ばれた彼らは、ボンピー、サルドゥ、スプリンクルボートと名付けられました。
初めのうちは少し怖がっていた兄弟も、ご飯とお風呂、そしてたっぷりの愛情を与えられ、少しづつリラックスしていきます。
人の近くにいるのはいいことだとわかってくれたみたい。
すぐに心を開いてくれました。
数日後には、彼らの母親も保護されました。
避妊手術など適切なケアを受けると、また裏庭へと戻され…
ネイサンさんに見守られながら、地域猫として暮らしていくことになったといいます。
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幸せな猫を増やすために…
ニッキーさんの元ですくすくと育っていく兄弟たち。
中でもスプリンクルボートは、とんでもないヤンチャ坊主なのだとか(*´∀`*)
優しい心によって救われた小さな命。
不幸な猫を減らす活動をする人々の絶え間ない努力に、大きな称賛の拍手を送ります。