米ノースカロライナ州にて警察官として勤めていたモートンさんは…
奥さんのハンナさんとともに、野良猫のコミュニティのお世話をしていました。
そこには赤ちゃんを身ごもっていると思しきメスの猫もいたのですが…
ある日、夫妻はそんな彼女のお腹が引っ込んでいることに気が付きます。
赤ちゃん猫はどこへ?
生まれたばかりの子猫の安全を思うと、居ても立っても居られなくなってしまったモートンさん。
罠を設置して、どうにか親子を捕まえようと試みるものの…
異変を察知した母親は、子猫のうち一匹を、どこかに隠してしまいました。
その後、一家は無事に保護されてアニマルシェルターへと移送されていったものの…
さきほど母猫によって連れて行かれた一匹だけが、どうしても見つかりません。
ひどい気分のまま、家に戻ることにしたんです。
しかし、その翌々日。
仕事へ向かう準備をしていたモートンさんは、子猫の鳴き声を耳にします。
どうやら、建物の下の方から聞こえてくるようでした。
家の基部にまで潜り込み、手を伸ばして探ってみると…
なにやら温かくてふわふわとしたものが、モートンさんの手に触れました。
そっと手で包んであげると、子猫は再び大きな声で鳴き始めたんだとか。
モートンさんは彼を外へと連れ出すと、そのままアニマルシェルターの責任者の元へと直行します。
その姿を見ているうちに、心が喜びで満たされて、それまでの疲れが消えていくように感じたんです。
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感動の再会
その時点で二時間も遅刻していたので、数分くらいは誤差かな、と思って。
猫の家族の感動的な再会を、しっかりと見届けたモートンさん。
親切な警官の行いには、きっと猫の家族たちも感謝していることでしょう。