ある日、ニュージーランドに住むマロリンさん一家は、飼い犬・ルイの姿が見当たらないことに気がつきます。
12歳の老犬ということもあり、帰り道で迷ってしまったのかと心配していると…
彼はまもなく疲れ果てた姿で帰ってきました。
どこに行ってた?
立っているのも辛そうに地面に崩れ落ちた愛犬を見て、マロリンさんたちは「誰かに危害を加えられたのかも」と不安に思いましたが…
ルイの体をよく見てみると、首のところに何かメモのようなものが。
そこには
・
・
・
ルイは今日のヒーローだよ。
彼はボクを…
枝の山に引っかかってもがいていた、マディのところに連れて行ってくれたんだ。
メッセージの主は、近くで農家を営むロブさんでした。
マロリンさんたちは早速、電話で詳しい事情を聞くことにします。
・
・
・
その日、朝から飼い犬のマディが見当たらず焦っていたロブさん。
そんな彼の前に、何かを訴えかけるような様子でルイが現れました。
「この犬は何かを知っているに違いない!」
そう感じたロブさんが、先行する彼の後についていくと…
苦しむ愛犬の姿が目に飛び込んできたのだとか。
マディを助け出す際も、ルイは枝を引っ張り土を掘り起こし、必死になって手伝ってくれたといいます。
関連:『お願いだから…』 幼い女の子が書いた「次の飼い主への手紙」に涙
本物のヒーロー
高齢で体の融通がきかなくなりはじめた。
そんな事情は、困っている他者を前にした「ヒーロー」にとって、とるに足らないものだったのでしょう。
マロリンさんは最後に語りました。
「私は、ルイを本当に誇りに思います」
その想いは、きっとマディもロブさんも同じはずです(*´∀`*)
(参照:boredpanda / the dodo)