「痴漢に対抗するため、安全ピンを持ち歩こう」
そんな意見がネット上で議論を呼んだ際、シヤチハタ株式会社 🐈【公式】 (@ShachihataBS)さんが「ある代替案」を出しました。
そして先日、ついに開発されたのが…
ようやく形になりました。
8月27日(火)13時より、取扱い開始ですhttps://t.co/dcjXiS9W7X pic.twitter.com/4wtqyUETLa— シヤチハタ株式会社 🐈【公式】 (@ShachihataBS) 2019年8月26日
ブラックライトに反応する特殊インキを使い、痴漢の加害者に「見えない証拠」を残すことができるハンコ。
キーホルダーとして見える位置にぶら下げておけば、抑止力としての効果も期待できます。
本当の目的
言わずもがな、今回のテスト販売は「ゴール」ではありません。
変なYouTuberとかも居る今の世の中、悪戯やイジメに使用される事も十分考えられるし、そういった部分の考慮が商品に何も無い場合は訴えられてもおかしくない、加担したも同然だから。本気ならその辺の対策もしっかり組み込んだ上で商品化する必要はある。
— TAMAZONS (@TAMAZONS1) 2019年8月28日
なんでもやってみなきゃわからない。一人でも泣く子が居なくなるなら販売する意味があると思います。どんなものだって冤罪やいじめに使われるし、シャチハタさんのせいでそれが増長されてどうこうという話しではない。私も欲しいし。
— 氷日向 (@BDLrPWlpfiLhXQ9) 2019年8月27日
本当に冤罪を防ぐ気があるなら、購入者に身分証を提示させ本人確認の上でのみ購入させ、かつ印影からどの印か分かるようにすべき。後から「誰が押したのか」特定して冤罪払拭の機会があるように。 https://t.co/4Bc3PlpYPy
— HitoShinka -ヒトシンカ-@文筆業(依頼受付中)/『シンカ論』note連載中 (@hitoshinka) 2019年8月28日
シャチハタさん、#迷惑行為防止スタンプ 発表からこのツイの速度からして批判は社内でも想定済みだったんだね。でも出してくれた、それが本当に嬉しい。
名前も痴漢スタンプじゃなくて「迷惑行為防止スタンプ」なんだよ。しかもブラックライトに反応するインク。思いやりしかないじゃん。すごいよ。 https://t.co/CsGpp2ZbrK
— しろやま (@shisoyama) 2019年8月27日
これで何かが大きく変わる可能性もあれば、これだけでは何も変わらない可能性だってあります。
ただ一つ揺るぎない事実は…
痴漢被害についても、冤罪被害についても、「一刻も早く現状を脱しなければならない」ということです。
「冤罪を増やす」「イジメに使われる」「烙印だ」…ご心配はごもっともです。だからこそ、誰もが見て見ぬふりのままではいけない世の中なのではないでしょうか。「#迷惑行為防止スタンプ」は本来“使う機会がない”事が望ましい物であり、一番の目的は「違法行為を許さない」という意思表示、抑止力です
— シヤチハタ株式会社 🐈【公式】 (@ShachihataBS) 2019年8月27日
最たる理想は、痴漢行為を含む性犯罪や暴力行為が発生しない世の中でしょう。ただこれはあまりにも大きな課題であり、誰か1人の行動だけで全ての人の認識や変化を促すことは難しい社会問題です。これは小さな1歩です。今後もどのような形で社会に貢献できるか考え続けて参ります #迷惑行為防止スタンプ
— シヤチハタ株式会社 🐈【公式】 (@ShachihataBS) 2019年8月27日
シヤチハタさんの投じた一石から、良き未来をもたらすきっかけが生まれることを願っています。
関連:『男でも怖い』 それでも、痴漢を目撃した男性は「行動」を起こした
みんなの反応
●このシヤチハタが評価されるほど、巷に痴漢が多い事が残念でしかたない。電車内に防犯カメラと、個人個人が防犯ブザーを身につける方が得策だと思う。後ろから胸を鷲掴みだったら押しやすいけど、お尻だと後ろ手でシヤチハタは押しにくい…冤罪もあるから、製造番号登録制が良いかも
●痴漢にNoと言っているのであって全男性にNoと言ってない。痴漢が悪。冤罪気にしすぎ。どれだけ痴漢が実際に身近で起きてるか知らないんでしょ。自分の家族が日常的に痴漢の恐怖にさらされてるか知ってたら同じこと言えるのかな。本当に冤罪狙ってる人はどんなものがあろうとなかろうと冤罪狙うよ
●スタンプ所有が抑止力になるので、犯人に見えるようにキーホルダー型になるとさらに素晴らしいかと! 次回の制作時に是非!!
深く考えさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。