ある日のこと。
アラバマ州ドーサンの施設に、孤児となった子猫・ブーブーが運ばれました。
体重が170グラムほどしかなく、生後3−4週間ほどと見られましたが…
実際は栄養失調のために体が小さかっただけで、それより1週間ほど早く生まれていたようです。
施設のシェリさんは語ります。
彼女は上気道感染症を起こしていた。
孤児には珍しいことじゃないわ。
母乳からの抗体を受けられないから、免疫システムが強化されないの。
出会う人はみんな「ママ」
当時、施設には彼女と友達になれるような同じぐらいの大きさの子猫がおらず、ボランティアたちが交代で面倒を見ていました。
私たちスタッフはみんな彼女のことが大好きよ!
大きな目がとても可愛らしくて。
ポケットに潜り込んだり、誰かの胸に抱かれて寝たりするのが好きみたい。
誰に対してもよく懐くし、みんな彼女に夢中なの。
お腹をさすられると、気持ちよさから、まるでミツバチの羽音のような鳴き声を出すのだとか(*´∀`*)
さらに、ブーブーが甘えたがる対象は人だけじゃありません。
私の飼っている子猫のデイジーと会った時なんか、デイジーはブーブーが食べている物に興味津々だったのに対して、ブーブーはデイジー自身に夢中だったのよ。
里親のマロニーさんが飼っているハスキー犬のゴーストが大好きみたいで、ぴったりと寄り添っていたわ。
最初はひとりぼっちだった彼女ですが…
今では毎日、いろんな場所でハグを受けています。
ブーブーは、出会う人みんなが自分のママだと思っているみたいね。
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勇敢な子猫
ボランティアスタッフや動物の仲間との交流を通じて、ブーブーはどんどん成長し…
トイレも指定の場所でできるようになりました!
ブーブーは本当にすごいわ。
施設に運ばれは時は、とても心細かったと思う。
でもそんな状況をちゃんと切り抜けた。
幼いのにすごく勇敢で、人見知りや臆病なところは全くないの。
愛することも愛されることも恐れない、天真爛漫な子猫。
彼女の「生きる力」は、今日もみんなに感動を与え続けているに違いありません。
(参照:Love Meow)