出産した家庭が周囲に配る「内祝い」。
もとは「幸せのおすそ分け」という趣旨で生まれた習慣だと言われていますが、一般的には、出産祝いをくれた方への返礼品として贈られる場合がほとんどです。
そんな内祝いを巡って、匿名掲示板『ミクル掲示板』に寄せられた、とあるエピソードに注目が集まっています。
内祝いはありませんでした。
内祝いの慣習については「どうなんだろ?」と思うところもありますが、現状、世間の常識ではあると思います。
そのため、内祝いを込みで想定した場合に、お祝いした意味がなくなる金額とならず、かつ負担に思う金額ともならないよう、商品券+ベビー用品(計8000円)を送りました。
特別に仲が良かった訳ではありませんが、同僚として良好な関係だったと思います。
祝いするからには喜んで貰える物を…と、私なりにアレコレ考えて休日にデパートを回り メッセージカードも書いて送りました。
お礼はメールでもらいました。
お祝いのお金がもったいないとか、そういう事ではありません。
私が逆の立場だったら、これを選ぶのに時間を割いてくれたんだなぁ…と考えると思うんです。
それなのに、メール一本で、内祝いも忘れたのかすっとばしたのか分かりませんが、要するにその程度にしか思われていなかったことが分かったと言うか…。
ちなみに、相手は40才夫婦ですから 単純に知らなかったって事はないと思います。
また、此方がお祝いを貰った事も無く、今後貰うような事も無いので、お互い様の関係図でもありません。
まぁ、人間こんなものか…と思いつつ、なんだかなぁ…と思っている自分がいます。
こんな話は世の中ごまんとあるかと思います(笑)
以上、愚痴でした!
同僚からの内祝いがなかったことに、モヤモヤを抱えている投稿主さん。
ご自身が礼を尽くしている分、納得のいかない部分は当然ありますよね…( ;∀;)
今回のお話には、ほかのユーザーからも様々な反響が寄せられていました。
みんなの声は…
気がついたら半年経っていて、今更いいか、と思ってしまったとか。
内祝いを知らない事はないと思います。
相手が恐縮するからというのと、出産祝いを貰う時期は出産した側も一番忙しい時だからという理由らしい。
まぁ実際、出産すると向こう半年位は死ぬほど忙しいので、核家族の場合なかなか内祝いまで手が回らないんだよね。
だから昔から、内祝いは出産した夫婦の親がやるものというのが常識なんだよ。
生まれた子どもがはじめて頂くお祝い。
親としては誠心誠意こめて内祝いさせて頂きます。
40歳にもなって出産の内祝いをまともにできないのは恥ずかしいですね。
そういう人なんだ、と思うしかない。
私も、内祝いの事を考えて結構しっかりとしたものをあげます。
一人10000円強の物をあげてその場でお礼だけでその後何もなかったとかも何回もあります。
弟のお嫁さん(20代後半)に聞いたら、今は内祝いはせず、あげるほうも高価なものはあげないそうです。
もしかしたら、内祝いの習慣も無くなりつつあるんですかね。
内祝いを用意しないのは「非常識」だと感じながらも、時代とともに文化が変わりつつあるからしょうがない、と考えている人もたくさんいるようです。
高価なものにしろ、安価なものにしろ…
出産祝いを用意する際には、あらかじめ返礼品はないものと覚悟しておくほうが無難ですね。
多種多様なマナーが氾濫する一方で、効率化が進む現代。
気配りのすれ違いや他者への親切心が招く怒りほど、やりきれないものはありません。
考え方は人ぞれぞれと心に刻み込むことの大切さを、改めて思い知らされる一幕でした。