漁師のマロリーさんたちは、カナダ・ラブラドル半島の沖合6kmほどの地点で、キノコ型の氷山の上に「なにか」を発見しました。
近づいてみると…どうやら、うずくまるアザラシのようです。
と、思いきや
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その正体は、なんと「ホッキョクギツネ」でした!Σ(゚Д゚;)
おそらく食べ物を探しているうちに、氷が割れ…
孤立したところを、カモメの群れに襲れてしまったようです。
マロリーさんたちは何とかして、餓死寸前まで弱りきった彼を救出することに。
自分たちの船を氷山に横付けし、こちらへと移ってくるようにと誘うのですが、キツネは警戒して逃げ出してしまいます。
彼らは仕方なく足下の氷を割り、逃げ場をなくした上で、やっと捕まえることに成功しました。
即席の寝床を作ってやり、甲斐甲斐しく世話をするマロリーさんたち。
しかし…不安からか、乗船後もキツネは抵抗を続けます。
初めの5、6時間ほどは全く何も食べようとしなかった。
チップスやクラッカーをあげたんだけど、全然欲しがらなかったんだ。
それでも諦めず、眠り続けたキツネが目を覚ましたタイミングを見計らって、今度はウインナーソーセージを与えてみると…
パクパクと食べ始めました!
その後はキツネも少し落ちついた様子で、食事と睡眠を繰り返します。
そして…
陸に戻った彼らに、お別れの時がやってきました。
感動的なシーンを、ぜひとも動画でご覧ください。
駆け去っていった白い背中。どうか末永く、元気に暮らしてほしいですね。
(参照:boredpanda)