蔦屋書店にて新品の本を購入した小雪生まれ (@Egyptian Tabby)さんは、そこに挟まれていた「しおり」を見て、疑問を感じずにはいられませんでした。
蔦屋書店で買った新本から「読み終わったら売ってください」の栞が3枚出てきて静かな悲しみにくれている。
なぜだ。「あなたのお宅で折に触れ読み返して末長く可愛がってください」ではないのか。 pic.twitter.com/ynUHJKvNSb— 小雪生まれ (@EgyptianTabby) 2017年1月7日
これは…形状からして栞なんだよな?読者が読みかけの本を開くたびに「読み終わったら売ってください」のメッセージを目にすることを想定して挟んでるんだよな?
いや利益追求という観点ではありうる姿勢なんだが…。— 小雪生まれ (@EgyptianTabby) 2017年1月7日
いや知ってるんですよ、「読んだら売る」「読んだら捨てる」「読んだ箇所から破り捨てる」「傷めて/壊してでもアートの素材にする」と本を買う人が色々なのは。
ただな…本屋が…本屋がそれ言っちゃおしめぇよ……。— 小雪生まれ (@EgyptianTabby) 2017年1月7日
twitter上でも、同じように違和感を覚えた方は少なくないようです。
本当に読書好きの人からしたらこれは首を傾げる表現かも…… https://t.co/5D7H4dVVT8
— hogan (@hoganshumi1989) 2017年1月8日
書物の価値は読んだらそれで終わりではない。本棚に飾り愛着をもって時折手に取り、何度でも読み返すところにも良さがある。本屋さんにもプロが居なくなったんですね。 https://t.co/174VWLsv3I
— 相良博之@ジャーナル (@sgr_press) 2017年1月9日
TSUTAYAだから仕方ないんですかね、新巻を大量に売ってくれるので出版社や著者からも批判しづらそうですし。ただ現実はどうとしても積極的に宣伝する事じゃないですね。そのラインは守って欲しい。 https://t.co/iLlQjSGIv7
— やまだしろう yamada_shirou (@ironfistpunch) 2017年1月8日
ビジネス上の戦略ということは理解できますが…。
本が好きな方ならなおのこと、複雑な気持ちになってしまいますよね。
- Twitterの反応
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これがBookオフだったら「あぁ・・・」とわかるんだけれども<お売りください栞 https://t.co/AyhxizELZ0
— 壊王 最近凝ってるもの「干し椎茸出汁」 (@kaioudono) 2017年1月8日
中古屋の仕入はお客なので仕入が成り立たないと経営出来ないので…
目標仕入金額とかあると思うし…しかしこう不快な思いをされた人がいるならこの広告的なものは失敗なのではないかと思う。 https://t.co/ZwwtgOJxvv
— 兵藤しづる (@SiduruHyoudou) 2017年1月7日
@EgyptianTabby TSUTAYA的には正しいのですが…本を回してお商売される方としては当然なのでしょうけれど…あまりにもデリカシーに欠ける一文で悲しい。
— くーさん (@kuhsan) 2017年1月8日
なんで本を売るのか常々疑問 https://t.co/njAaFAsYDK
— 眼鏡 (@_BestStrategy) 2017年1月9日
@EgyptianTabby さんの連ツイに簡単にコメントすると、小雪生まれさんの逡巡の原因は、新刊本・中古本の間のビジネス構造の崖のようなギャップにある。前者は出版社や著者に利益をもたらすが、後者は利益を全くもたらさない。本来還元されるべきところに還元されていない、と。 https://t.co/C4TUHsZe06
— foresight1974@正月?ないよ (@foresight1974) 2017年1月7日