視覚障害者の方の目となり、さまざまな場所へ安全に連れて行ってくれる盲導犬。
大事なパートナーとなり、心身ともに支えてくれる存在です。そんな大切な盲導犬を連れた視覚障害者の男性が、石川県・金沢市にてタクシーに乗ろうとし、拒否されるということがありました。
運輸支局によると、3日午後2時半ごろ、金沢市武蔵町のデパート前で盲導犬を連れた男性がタクシーに乗ろうとしたところ、男性運転手が拒否。男性から連絡を受けた支局の調査に対し運転手は、「以前、盲導犬を乗せたときに座席が汚れ、次の客に苦情を言われたため誤った対応をしてしまった」と話したという。
(朝日新聞デジタル:タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」 2016/3/18)
この報道について、さまざまな意見がTwitter上に寄せられています。
座席を汚したつても粗相するわけないし、毛がついてた程度だと思うんだけど いずれにせよ街で盲導犬をたくさん見かけ、見守れる社会になりますように ◆タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」:朝日新聞デジタル https://t.co/u4I6jHbWgN
— ありす (@alice_kobe) 2016年3月18日
タクシーが盲導犬乗車拒否!!
運転手が「以前に座席汚された」を理由に…
たかがそれだけの理由で、乗車拒否しないでほしい!
目の不自由な方に対する思いやり、感じられないですよね。https://t.co/eNOSNftu1Q
— 中研(中村研究室±) (@nakalabo) 2016年3月18日
?掃除すればいいだろ❗️★タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」 https://t.co/ceYpzWWR09
— 子ぞうくん(バナナ大好き) (@kozou3751) 2016年3月18日
こういう社会になっていくのが寂しい。
タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」:朝日新聞デジタル https://t.co/2CRalm9UHf
— cassava274deux1/ かめ (@cassava274deux1) 2016年3月18日
「汚された」だけで拒否するなんて悲しいというツイートも多くみられましたが、一方でタクシー運転手だけが責められるべき問題ではないという意見も。
盲導犬を乗車拒否したタクシーが処分される・・・乗車拒否はよくないけれど、盲導犬が粗相して車内を汚したらそのあとはお客を乗せられない。営業所に帰って車を清掃しなければならない。それは運転手さんの負担が大きすぎないかなあ・・・https://t.co/kmraJvfjdp
— harunomomoko (@himamomochan) 2016年3月18日
タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」: https://t.co/0W0nPHnAAb 何度記事を読んでもタクシー会社だけ悪者にしていいのかと思うのだが?タクシーに乗る予定ならシートやタオル持参して運転手さんに敷いてもらったらどうだろうか。涎とか泥とかの防止に。— 千太郎 (@kaoru_sentagumi) 2016年3月18日
盲導犬を拒否してはいけないが、障害者側にも「乗車前に排泄させる」といった車内を汚さないための配慮が必要ではないか。車内で排泄してしまったら弁償は必要ではないか。
タクシーが盲導犬乗車拒否 運転手「以前に席汚された」:朝日新聞デジタル https://t.co/xvGnf2yuIt— Tosuch (@tosuch55) 2016年3月18日
たしかに「乗車拒否」ということだけを取り上げると、やるせない気持ちになりますが、”盲導犬を載せる際のルール”についても、今一度考え直してみることが必要なのかもしれません。
道路運送法では、身体障害者の補助犬の乗車拒否が禁じられおり、違反すると一定期間、一部車両の運転停止処分が下されます。本件について、運輸支局はさらに事実関係の調査を進めるとのことです。