九州大学ビジネススクール准教授の松永 正樹 (@MatsuMassa)さんは以前、「大学の研究費」を巡って、こんな呟きを投稿しました…。
「大学の教員が研究費が削られて困っている」っていうと、世間一般的は高額な最先端機材が購入できなくて困っているのだろ、ってイメージを持つんじゃないかと思うんですが、違うんですよ。
困ってるのは、プリンタのトナーの替えが買えないとか、出張の旅費がないとかなんですよ。
— 松永 正樹 (@MatsuMassa) 2017年12月11日
「プリンタのトナーの替えが買えない」…!?(((;゚Д゚)))
研究を発展させる以前に、そもそも基本的な活動を維持することすら危うい状況です…!
なぜお金が払われない?
その後、どうしてこのような事態が起こったのかについて、みど。 (@bbbbobbob)さんが分かりやすく図解してくれました。
研究費の総額は増えているのに、大学関係者が足りてないって騒ぐのか図にしてみた。筑波大学の屋根の崩落もこれで説明がつくよね。 pic.twitter.com/50ehaGiqxH
— みど。 (@bbbbobbob) 2017年12月11日
素晴らしい成果は、しっかりとした基盤があって初めて生まれうるものですが…
政府と現場の認識には、いまだに大きなギャップがあるようです。
関連:シングルマザーの大学生が、娘の世話をするために講義を欠席。すると教授は?
みんなの反応
●科学技術立国日本とは言うけれど、ほんまにアカン状況なわけで。こんなんでどうやって未来のノーベル賞クラスの研究できる人財を育てる気なんだろうと思う
●実験室の椅子とか、他の研究室から廃棄された中で使えそうなものを拾ってきて使ってますですよ。ホント
●これじゃブラック企業だ
優秀な学者の方々が、我が国の成長に気兼ねなく貢献できる。
そうした健全な社会が一日も早く実現するよう、心より願わずにはいられません。