疲れているとき、湯船の中でウトウトしてしまうことってありませんか? あったかくて気持ちいい湯船ですが・・・ちょっと待った!
[ada]
実は入浴中に起こる事故死はとても多く、東京都23区内だけでも26年度で1,400件を超えているのです(東京都観察医務院調べ)。
Twitterユーザーのもりなが (@mmk00)さんの身の回りにも、そんな事故が巻き起こっていたそうです。
母「あんた、お風呂で寝るの危ないからやめなさい。○○さんの旦那さんもね、よくお風呂で寝てて、奥さんは心配して時々声をかけてたんだけど、ぬるくなってきたから追焚きしてくれって言われてスイッチ入れて、どうって聞きに行ったら死んでたのよ。死ぬときは一瞬よ」私「はい…」
— もりなが@次はなるへ (@mmk00) 2016年3月15日
元気だったはずの旦那さんが、気付いたら死亡していた…。まさか風呂に入っているだけで死んでしまうとは思いませんから、とても怖いですね。
そして、さらにお母様から畳み掛けられたもりながさん。
母「それからね、○○の奥さんも深夜にお風呂入ってたんだって、みんなが入ったあとに。それでね、なかなか出てこないから旦那さんが寝てるのかと思って見に行ったらね、沈んでたんだって。死ぬときは一瞬よ」私「まさか2連発で来るとは」
— もりなが@次はなるへ (@mmk00) 2016年3月15日
なんと、身の回りで2件も入浴中の事故で亡くなられた方がいらっしゃったそうな((((;゚Д゚))))
このツイートには、こんな意見が寄せられました。
@mmk00 お風呂で寝てるのって寝てるんじゃなくて、意識がもうろうとして(ねむいと感じる)気絶している(寝ていると思っている)ので、顔にお湯がついても気づきませんしそのまま沈みます。 お気をつけ下さいね。
— ももは次郎担です (@sakuradaki_hej) 2016年3月16日
風呂場で寝てるのってあれ睡眠じゃなくてそもそも軽い気絶らしい https://t.co/PZFfFYB3ik
— 積み暮らしのらとれあってぃ@設定屋 (@ratoreashan) 2016年3月15日
なんと、単に寝ているのではなく、”気絶している”のではないかということ。
調べてみると、そういったケースもあることがわかりました。
温かいお湯に入ると体は平熱を保つために熱を逃がそうと血管が広がります。血圧が低下し、脳に酸素を送り込みづらくなり、結果脳が酸欠状態になったことで眠気が引き起こされる…。
ただ寝ているだけでなく気絶状態で湯船の中に沈み込んでしまうからこそ、気づかず溺死してしまうということなのです。
入浴事故の予防対策としては
●湯温は39〜41℃程度に保って長湯は控える
●脱衣所と浴室の室温の差を縮める
●食後や深夜の入浴は控える
●心肺の疾患や高血圧であれば半身浴に留める
などが挙げられるようです。
誰にでも起こりえることなので、頭に入れておきたいですね。