28日の朝、神奈川県川崎市・登戸駅付近で、男が小学生を含む18人を刃物で刺したのち、自らも命を絶つという事件が発生しました。
【速報 JUST IN 】児童など刺される 30代男性も死亡 被害者の死亡2人に #nhk_news https://t.co/Kbm4ADsknw
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月28日
現時点で被害者も2人死亡する事態となっていますが、詳しい動機などは明らかになっていません。
そんな中…
SNS上では、ある「懸念の声」が沸き起こっています。
カリタス小学校を運営する学校法人の高松広明事務局長は午前11時すぎに学校前で取材に応じ「保護者への説明会は午後5時から、報道各社への記者会見は午後6時から開催する」と述べました。https://t.co/F3STSojSBa
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2019年5月28日
今日の小学校も夕方会見するん。犯人死亡で動機も分からんのだし、マスコミから「バス乗り場で苦情は無かったんですか?」とか「どんな待ち方をしてたんですか?」とか「どんなお子さんでしたか?」とか、憶測や個人の感想電波に乗せるのなんか要らんぞ。保護者説明会と子供のケアでええよ!
— cona (@conaemochi) 2019年5月28日
本当におっしゃる通りです。被害者だけでなく、周りの傷ついた子どもたち、学校関係者にマイク向けたり写真撮ったりするのが「報道」ではないと思います。傷口に塩をすりこむようなことは控えて欲しいです。
— bja0214 (@EarthChild_Love) 2019年5月28日
マスコミが撮りたいのは、涙にくれる学校関係者・保護者。そしてそれを視て「うんうん、かわいそうに」と同情する視聴者。
遠慮してたら仕事にならない、とマスコミは考えてるんだろうな。— 洞龍 (@3rdTohron) 2019年5月28日
最優先すべきは被害者、および周辺に暮らす子どもたちのケアであり、先生および保護者の責任を追及することではない。
これは、先月に池袋で発生した自動車暴走事故の直後にも盛んに言われてきたことではないでしょうか。
川崎市登戸第一公園で、小学生8人と大人7人の計15人が刺され、小学生含む3人が心肺停止。刃物を持った男も自分の肩を刺して重傷。登校時刻を狙った悪質な犯行だが、メディアは小学校の児童や保護者への過剰な取材は止めてほしい。子どもの心にさらに深刻なダメージを与える。https://t.co/sLWYZlhE3M
— 盛田隆二 (@product1954) 2019年5月28日
原因と対策を考えるのは、パニックを収めて「適切な処置」が終わってから。
悲劇が繰り返し起こっている昨今、その順番を決して忘れないことが大切です。
関連:『池袋の事故の後、考えてた』 もしも家族が「加害者」になったら?
ネットの反応
●え、会見するの? 学校も被害者なんだから、なんでそっとしてあげないの?
●本当にこれ。さらに言えば、遺族や被害者とその家族へのインタビューと言う名の追いかけまわしも不要
●事実は事実として報道するにしても、被害者や家族、周りの方々がどう思っているかなんていりません。そっとしてあげて欲しいです
今はただ、誰かの心を傷つける発言が決して発せられないようにと、願うしかありません。