先々週の日曜日の朝、4人の消防士は、いつも通り揃って朝の買い出しへと出かけました。
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ところが、スーパーで買い物をしている最中に呼び出しがかかり、大至急現場へ向かわないといけなくなってしまいました。
商品の支払いを済ませる時間がなかったため、商品カゴをそのまま置いて、何も持たずにスーパーを後にしたのです。
その後、緊急任務を無事に終え、スーパーへ買い物に戻ってきた消防士達を待っていたのは・・・
お会計を終え、袋に入った購入予定の商品でした。
彼らが置き去りにしたカゴの支払いが済まされ、そのまま持って帰れる状態で保管されていたのです。
そして、レシートにはこう書かれていました。
任務、お疲れ様です!
うちが火事になった時にも駆けつけてくれましたよね。
がんばってください!
会計を支払ってくれただけでなく、このメッセージ。自分たちの仕事が誰かの役に立っているということを、深く実感できた瞬間でした。
言うまでもなく消防士たちは感激し、先ほどの急な任務の疲れは一気に吹き飛びました。
そして数日後、消防士たちはその恩を「ペイフォワード (恩送り)」したそうです。
クリスマスの飾り付けに苦労していた地元の企業を無償でお手伝いしたのです。
(参照 Vandaliaohiofire)
こうして循環する、地域の中での温かい交流。こんな輪で成り立つ社会は、とても素敵ですね。