Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji)さんが投稿した、子育てにまつわるツイートに注目が集まっています。
子供には学歴つけさせた方が良いのか、経験積ませた方がよいのか
どっち?どっちも無理?
と悩んでいる親御さんへ「幼少期のなるべく早い時期に家事をさせる事で、将来、仕事で成功する率が高まる」
これ、ハーバード大が行った75年を超える最長の研究の結果
単純な事のように思えますが、実は→
— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
「家事をすることで、子供は自分の周りにあるやるべき事が見えるようになる。これは、仕事の世界では、チームの中で自分は何をすべきかというビジョンを持ち、率先してそれを実行することにつながる。」
— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
産業医として興味深いのは、
幼少時に家事をすると
「同僚と協力する社員になる。誰かが困っていると、それを察知することができる。上司にやるべき事のチェックリストを要求するのではなく、自主的に仕事をするようになる。」— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
家事以外に、この研究の主要なもう一つの結果は
「人生の幸せは愛から生まれる」
「子供は自分が無条件に愛されている事を知る必要がある。それは、たとえ項目(テストの点、経験等)が満たされなくても、親の愛情は揺るがないのだと安心させる事。子供に愛を示す事 で、他人にも愛を示すようになる」
— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
研究結果の一部がこちらのTED Talkで日本語字幕付きで紹介されてます。
掃除や洗濯ものを畳んだり等、家事の一部を子供にやってもらうのはどんな家庭でもできそう。
過剰な子育てをせずに、成功する子供の育て方/Julie Lythcott-Haims(元スタンフォード大新入生相談室長)https://t.co/H6JMAYOMA9
— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
日本語字幕はYouTubeの画面下で、字幕選択すると見れます。
この研究(Harvard Grant Study)は457ページの本にまとめられ、その概要はThe American Journal of Psychiatry(アメリカ精神医学会の会誌)に掲載されてます。研究対象が男だけだが、長く観察された貴重な結果。https://t.co/iXfRT24dah
— Hiroshi Tsuji, MD, PhD, MPH🌏産業医 (@Hiroshi_Tsuji) September 28, 2022
そうなのかΣ(゚Д゚)
家庭で実践可能
仕事で様々なタスクを同時に行わなければならない場面でも、家事の経験は大いに役立ちそうです。
モンテッソーリ教育の本にも似たような事が書いてありました🤔
注意すべきは、それを親の都合でやらせるのでは意味が無いのかな…と
あくまで教育や発達支援の観点から、本人のために行う事を親が意識しないと🤔
親のタスクを減らす目的ではヤングケアラー爆誕になってしまう気がします🤔— 兼業 (@3sPPJX9CxH5pToO) September 29, 2022
将来のためとはいえ、無理強いは禁物。
子どもの負担にならない範囲で、少しずつ手伝ってもらうようにしたいですね(*^_^*)
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みんなの反応
●そうだったのか…もっとお手伝いしときゃよかった…
●仕事できない子いるけど、全く家事できないらしいからそーなのかも
●商売人の子供で小さい頃から駆り出されてた人間が仕事できるのはガチやね
●財力に自信がないので、子どもを諦めていたが、ちょっと嬉しい話
興味深いお話に、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。