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思わず泣いた。「先生は1人じゃない」癌と闘う恩師に贈る生徒たちの優しい歌声

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ニューヨークの公立小学校で教師を務める、アンドリア・ロペスさん。2015年1月に乳癌と宣告され、腫瘍を摘出する手術を受けました。

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現在も化学療法が続いているものの、学校を休むことはなく、毎日朝から生徒たちと向き合い、夜遅くまで仕事をしています。

そんなロペス先生の姿に感動し、勇気をもらっている生徒たち。”何か力になりたい”と立ちあがったコーラス隊所属の生徒たちは、毎年恒例となっている特別な歌の披露を、ロペス先生に捧げようと決めました。
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そして、選曲されたのは、マルティナ・マクブライドの『I’m Gonna Love You Through It (ずっとあなたを愛し続ける)』。

 
美しく優しい歌声に心が震え、生徒たちの顔を見つめるだけで胸がいっぱいになるロペス先生。溢れだす涙を止めることはできませんでした。
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▼その様子はぜひ動画にてご覧ください。

 
途中には、生徒たち1人1人が、ピンクのカーネーションを掲げるというサプライズ演出が!
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ロペス先生は、さらに感動の渦に巻き込まれ、体中を震わせ泣き崩れるのでした。
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生徒たちの想いがこめられた歌声はもちろん、ロペス先生の胸を強く打ったのがその歌詞でした。

君は決して1人じゃない 君に約束するよ
君が弱気になってしまったときは 私が強くあり続ける
君の諦めそうになったときは 私が頑張り続ける
そして君が泣かずにいられないときには 誓うよ その涙を拭うために傍にいると

妻が癌に侵された心境を語る夫の歌ではありますが、生徒たちが先生を想う気持ちと、まさに重なる部分があります。

 
歌を聴き終えたあと、ロペス先生はこう語りました。「特別な時間を本当にありがとう。決して楽な道のりではないけれど、私はきっと乗り越えられるわ。この学校には、こんなにも素晴らしい仲間がいるのだから…!」
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これからロペス先生には、残り2回の化学療法と、35日間の放射線治療が待っています。しかしその期間も、学校を休むつもりはないのだとか。生徒たちのいる学校へ毎日通ってパワーを貰い、終業後に治療へ向かうのです。

生徒たちの優しい想いは、ロペス先生が回復に向かう原動力となるに違いありません。

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