障がいを持つ息子に見知らぬ少年がした『ほんの些細なこと』に世界の称賛が集まる

アメリカ・フロリダ州に住む、ケイデン・マイヤーズ君。元気な男の子として生まれたケイデン君でしたが、生後7ヶ月のとき、脊髄性筋萎縮症であるとの診断が…。

脊髄性筋萎縮症(せきずいせいきんいしゅくしょう)とは、10万人に1人ほどの割合で発症する小児性の病気で、筋肉が徐々に衰えていき、歩行や食事、呼吸など日常生活で不可欠な機能が難しくなっていくという症状があります。

診断を受けたころはまだ歩けない赤ちゃんでしたが、成長したケイデン君が歩けるようになることはなく、車椅子での生活を余儀なくされました。
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■遊びに行った先でのこと
ある日、母親のケイティさんと一緒にウェストパームビーチにある南フロリダ科学センターを訪れたケイデン君。科学センターに展示された、動かしても良い機械で遊ぼうとしたのですが、車椅子のケイデン君には、届かないものがあったり、動かすのに力が必要だったりと苦戦していました。

そんなとき、親切な少年がケイデン君に近づき、機械を動かす手助けをしてくれました。

カラフルなボールが動くのに見とれて、とても嬉しそうなケイデン君。その心優しい少年は、ケイデン君とまるで友達かのように仲良く遊んでくれました。
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■少年に感謝したこと
この出来事に感動したケイティさんは、2人の様子を写真に撮り、Facebookに投稿。そこには、少年への感謝の気持ちを綴りました。

科学センターで出会ったきみへ。

きみが誰かは知らないけれど、素晴らしい人でいてくれてありがとう。

息子が遊ぶのを手伝って、一緒に遊んでくれたよね。落ちたボールが拾えないとき、力が足りなくてレバーを押せないとき、手伝ってくれてありがとう。

「どこか悪いの?」とか、「なんで歩けないの?」とか聞かずに、ただただケイデンのことをケイデンとして見てくれた。

気付かないかも知れないけど、きみがきみらしくいるってだけで、この世界はずっと良くなっていくのよ。

2週間前に投稿されたこの写真とコメントは多くの共感を呼び、瞬く間に世界中へ広がりました。そして1週間も経たないうちに、24万6千件以上の「いいね!」がつき、5万7千回以上シェアされたのです。

「息子に優しくしてくれる人は多いけれど、それが本当に息子を見てくれての言葉や行動だとは限らない」というケイティさん。時には、ケイデン君を見かけるなり「あの子どうしたの?」「本当にかわいそう」と言う人たちもいるのだとか。

しかし、科学センターで出会った少年は違いました。好奇心旺盛な年頃ですが、小さな体で車椅子に乗るケイデン君を見て、何を聞くこともなく、ただ1人の男の子として受け入れてくれたのです。

 
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私たちも知らず知らずのうちに、好奇心や大げさな気遣いで、人を傷つけているかもしれません。

どんな病気や障がいを持っていても、私たちはみんな同じ「人」。素直な心でお互いを理解し、ただ普通に接するということが、優しい世界への近道なのではないでしょうか。

               
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