カナダ、ブリティッシュコロンビア州。
飼い主に捨てられ、ノラ猫として暮らしていたオジーは、とある家庭のポーチへと迷い込みました。
迷い込んできた野良猫は、骨と皮しかないほどにやせ細っていたんです。
長い毛並みは全身に絡み、足の間には特にきつく巻き付いていたので歩くのも痛そうでした。
まもなく保護団体「Animal Advocate Society」が彼を引き取り、すぐに経験豊富な預かりボランティアの元へと送ります。
ボロボロになって絡んだ毛を刈り、治療が始まると…
痩せていたのは、甲状腺機能こう進症のせいだと判明しました。
毛並みが戻った
血液検査の結果によれば、年齢は15歳程度。
大変な状況でも、彼はスタッフに優しかったといいます。
薬の投与を始めると、すぐに活発になり、体重も増え始めました。
経験豊富なスタッフの元で一生涯ケアを受けてもらうつもりです。
その後、オジーはどんどん元気を取り戻していきました。
手術以降の彼は、子猫のように見えるんです。
よく食べるし体重も増えて、おじいちゃん犬のニックニックと遊んでいます。
撫でるのをやめると、ほっぺを触ろうとしますが…
その際も、爪で引っかいてしまわないように気をつけてくれているのだとか(*´艸`*)
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ずっと幸せに…
野良猫時代とは比べ物にならないほど、美しい毛並みを取り戻したオジー。
その姿からは、希望があふれていますね(*´∀`*)
彼がこれからも幸せに暮らしていけるよう、心から願っています。
(参照:LoveMeow)