ある日のこと。
動物保護施設で働いていたアレイさんは、生後まもない子猫・アーティと出会い…
その愛くるしさに一目惚れしてしまいました。
初めて出会ったときの彼は、とても幼かったです。
鳴き声の上げ方すら分かっていないほどでしたね。
けれど、手の中に掬い上げると…のどを鳴らして喜んだんです!
出会いとその後
アレイさんは早速アーティを預かり、少し汚れていた身体をお風呂でキレイにしてあげました。
タオルで身体を乾かしてあげる間も、やはり彼はのどを鳴らし続けたといいます。
甘えん坊で物怖じしないアーティは、家に迎え入れられた初日から好奇心全開!
自分より体の大きな他の動物たちとも、一緒に遊ぼうとしたそう。
歩けるようになってからはさらに遠慮がなくなって…
アレイさんたちの身体によじ登っては、首元に身体をすりよせてきたんだとか。
びっくりするほど元気で、そこら中を走り回っています。
かと思いきや、こちらの身体の上に乗っかって来て、そのまま眠りに落ちてしまうんですよ。
よく、彼氏の肩の上で気を失っている姿を見かけたものです。
いっぱい遊べば、当然お腹もすきます。
最初の3週間、アレイさんは普段よりも2時間早起きしてアーティにご飯を食べさせ、また身体を温めてあげました。
日中もご飯を食べさせてあげるために、職場にも連れていく必要がありました。
彼のお世話はたいへんだったけど、それに見合う以上の価値があったと思います。
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巣立ちのとき
やがて3ヵ月が経ち、十分に育ったアーティは、無事に他の家族の元へと引き取られていきました。
新しい家には、2匹の子猫の兄弟もいます。
きっと素晴らしい生活が待っているでしょう。
鳴き方も知らなかった子猫は、たくさんの愛情と栄養を与えられ、立派に成長しました。
どうかこれからも、幸せに暮らしていってほしいですね(*´∀`*)
(参照:Love Meow)