オーストラリア・サウスウェールズ州の茂みの中で、母猫とともに発見された6匹の兄弟猫。
そのうちの1匹、スチュワート・リトルは…
リップスティックほどのサイズしかない、とても小さな体の持ち主でした。
彼らを引き取った保護団体「Fabulous Felines NWA」も、スチュワートのあまりの生気のなさに、命を救える確信が持てなかったといいます。
母猫はほとんど野良暮らしで、栄養失調になっていました。
子猫たちもみんな体調が悪かったのですが、スチュワートはその中でも1番ひどい状態でした。
ぐんぐん育って…
しかし…
小さな子猫は、そこから驚くべき回復を見せます。
1週間もしないうちに顔の毛並みは元に戻り、体重はなんと2倍に!
母乳をあげるのをやめてしまった母親の代わりに哺乳瓶でミルクをもらい、兄弟達に追いつく勢いで成長していきました。
代理のママ猫・ベシーの手も借りて、どんどん元気を取り戻していくスチュワート。
そして保護されて1ヶ月、生後8週を迎えると…
当時比べたリップスティックよりも、だいぶ大きくなりました!
関連:【子猫】 警官に保護された子猫は…警察犬ならぬ「警察猫」のポストを獲得!? 職員たちに笑顔を届けるべく、署内を駆け回る!
新しい家族の元へ…
その後、ペットとして暮らす準備が整ったスチュワートは、めでたく生涯のお家へ。
体重も4.5kgほどになり、弱々しかった子猫の面影はもうどこにもありません。
小さなころと変わらず、今でも肩に乗るのが大好きなようです。
周囲を驚かせるような生命力で幸せを掴んだ彼が、これからも元気に育っていけるよう、心から願っています。
(参照:LoveMeow)