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盲目の上に神経疾患を患っている子猫。障害にも負けずに、飼い猫生活を満喫!

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オーストラリア・ニューサウスウェールズ州。

猫の保護活動を行っている団体の元に、目の見えない子猫が連れてこられました。

 
生まれつき、眼球が発育不全を起こしているようで…

視力は完全になく、そのまま放置しておけば感染症にかかる可能性もあります。

 
さらに神経系の疾患まで患っており、頭を固定することが難しいのか、ふらついていました。

 
そんな状態にも関わらず、とても人懐っこい性格なのか…

エルサを名付けられた彼女は誰にでも甘えたがり、体をすり寄せたり、キスをせがんだりしたといいます。

優しい里親の元へ

まもなくエルサは、以前にも盲目の猫のお世話をした経験があるクリスタルさんの家へ、里子として引き取られていきました。

エルサを初めて見たのは、写真にうつった姿だったんです。

一目見て、すごくかわいい、と思ってしまって…。

 
甘えん坊のエルサは、初めて出会う人とも仲良くお喋りをしたかったようで…

家に帰るまでの運転中、ほとんどの時間は眠っていたんです。

でも途中でふと目覚めると、それからずっとニャーニャー鳴いていましたね。

こちらから話しかけると、その内容が分かっているみたいに、鳴いて返事を返してくれたんですよ。

 
目と神経に二重のハンディキャップを抱える一方、嗅覚や方向感覚はバツグンで、自分が家の何処にいるかを把握し、猫用トイレの使い方もすぐに習得してしまったそう。

音がどこから聞こえたのかを把握することだけは、難しかったみたいですね。

それでも、玩具の遊び方や、まっすぐ歩く方法など、少しずつ色んな技術を身に付けていきました。

 
物怖じしない性格のエルサは、裏庭に出てお散歩をするのも大好き。

障害物がないと気づくと、楽しそうに全速力で駆けまわったそうです。

 
ただし、そんな素敵な裏庭よりも…

 
やっぱり大好きな人の肩の上が、一番のお気に入りスポットみたいですね(*´ω`*)

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ずっと一緒に

やがてクリスタルさんは、エルサを正式に飼い猫として迎え入れることに決めます。

 
それから2年が経った家には…

 
「新しい家族」にも同じように体をすり寄せて、甘える彼女の姿がありました。

神経のせいで、少しぐらぐらとする仕草も、とってもかわいいんですよ。

今まで出会った猫たちの中では一番の甘えん坊で…

それに、キス魔ですね(笑)

 
盲目の猫がたどり着いた、最高の居場所。

大好きな人たちに囲まれて、エルサはこれからも幸せに暮らしていくことでしょう。

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