老老介護の末の殺人。無罪を求める世論に反した「懲役3年」の根拠は

守原 庚 (@M_K_kanoe)さんが投稿した、とある『介護殺人事件』の顛末を巡る呟きに注目が集まっています。

ネットニュース見てたら、あまりにも悲惨な老老介護で67歳の娘が90過ぎた母親を殺害した事件で、懲役3年の判決(求刑は7年だった)が出てた記事があったの。そしたらコメント欄で裁判官に対して「情状酌量で無罪にしろ」「お前が介護してみろ」って意見が大量に寄せられてた。その中で介護13年した人が、

— 守原 庚 (@M_K_kanoe) 2019年9月22日

「この人は無罪だと自責の念で自殺する恐れがある。だから落ち着くまで監視の下暮らした方が良い」ってコメントしてて目からウロコだった。
こういう意見だよ！私が欲しいの！
浅い人生経験で導く軽い想像より、実際に多くを経験した人でしか分からない別の見方が知れて良かった。

— 守原 庚 (@M_K_kanoe) 2019年9月22日

 
なるほど…！！

命を守るため

罪の重さは他でもない加害者自身がよく知っている。

だからこそ…裁判官は『結果として最も軽い刑罰』を、考え抜いて選んだんですね。

そうせざるを得なかったと覚悟していても、罪を犯した以上裁いて欲しい、って感情もあり得るでしょうからね。
贖罪が無いといつまでも罪の意識を背負って生きていかなければならなくなりますし、それはとてもしんどい事かなと。

— 路傍の石 (@srrock01) 2019年9月22日

 
何より守るべきは人の命。

素晴らしい大岡裁きへ、改めて敬意を表します。

関連：『何も親孝行できなかった』 そう呟く介護スタッフに、利用者がかけた言葉は？

みんなの反応

 
深く考えさせられる一幕に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。