よる子 (@yoruroy)さんは以前、とある親戚のお婆さんについて、こんなエピソードを投稿しました。
旦那側の親族で「変わってる」と言われてたお婆さんと会ったんだけど、周りが「二人目はいつかな?」と私に聞く中で、そのお婆さんだけ「大きなお世話って言ってやんな!」と言ってくれた。何が『変わってる』のかわからなくなった。このお婆さんは生きづらい中で生きてきたろうなと思った。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月14日
『何が「変わってる」のかわからなくなった』
仰るとおりです。
「常識」の檻
つまるところ、「変わっている」とは、「私たちと違う」にすぎません。
私は、二人目がどうとか聞かれることに特に不快には思わない。けど嫌な思いする人は多いと思う。そのお婆さんは変わってるとか精神病とか凄い言われてるんだけど、ごく普通の感覚と常識を持ってしまったものだから、病んでしまったのかなぁ。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月14日
このお婆さんの人生が本当に不遇で、『それは病むわ…』という内容なんだけど、周りの親族は「だってそんなことずっとグチグチ言ったって仕方ないじゃない。変だよね。」と。病んで適切なケア受けれない上に周りもこれか…。このお婆さんの話を聞くたび、自分がそうだったらと思うとゾッとするのです。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月14日
また、よる子さんいわく…
すみません、補足させてください。これは、旦那の親族が別に悪い人達だということではなくて、田舎はだいたいそんな感じで、お婆さんは産まれるのが早すぎた、と感じた話でした。個人的には、爺さま婆さまの問題ではなくて、古い日本の考え方が生きにくくしてたんだろうなぁと思っています。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月16日
実際に、私に「2人目はいつ?」と聞いた親族の方も、古い考えの被害者だった可能性はあるわけで。抑圧されて、「それが普通なんだ」と思わされた可能性もあるわけで。我慢が美徳とされてる日本の風潮が、無意識に人を抑圧させてるんじゃないかなぁと思ったりなんだりします。
— よる子 (@yoruroy) 2018年8月16日
多種多様な価値観を自由に持てる社会。
その実現に向けて、我々はこれからも努力を続けていく必要がありますね。
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みんなの反応
●変わってるっていうのが褒め言葉だとも思いますが、それは人と距離を置いて付き合う事が出来るコミュニティで生活する場合。それでも迎合することなく、自身を貫かれているその方は、凄いパワーの持ち主だと思いました
●このおばあさんは生き方も言動も正直なんだ。周りが変とか、変わっていると思っても、「何、それ」と思っているのかも。色々な人生があるけど、納得して、折り合いつけて生きていきたい
●それが本当の優しさとか、正義であったとしても、少数派は全て『変わってる人』
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。