やぎきち (@chomoco02233)さんは、「体罰」を巡って、高校教師のお父さんからこんな話を聞かされたことがあったそう。
父が高校の先生で「暴力は用いず会話で指導したいが、子どもの頃から暴力が当たり前の世界で育ち、暴力で人間のランク付けをする価値観になってる子は、最初に殴らないと、バカにしてかかり、会話に入れないことがあって悩む」と言ってた。体罰反対派と賛成派の埋めがたい溝はこのへんにあるんだろうな
— やぎきち (@chomoco02233) 2019年6月27日
「暴力」を用いなければ、「対話」ができない子どもも存在する。
実際の教育現場を知る方の言葉だからこそ、重みがあります。
やぎきちさんの仰る通り、「話せば分かる」という考えとは、たしかに対極的かつ無視できない意見です。
相手に非があっても、手を出した時点で負けだと学んだので暴力振るう人間が理解できなかったんですが、そういうことでしたか。暴力で支配されてた子はその抑止力がないなら、振る舞いを気にする必要がないんですね。
— たまご (@waiting02chick) 2019年6月28日
小学校時代から非行に走り、暴力の中で育ってきたような子を1人だけクラスメイトで見ました。また、非行に走ることはなくても、人が見えないところでいじめをやる陰険な子は、兄弟姉妹との仲が異常に悪かったらしいです。小学五年生の頃、あざができるくらい一つ上の兄貴に腕を噛まれていたとか。
— 佑樹あかり (@akari_ginnji) 2019年6月28日
言えば分かるものと、言っても分からないことがある。
基本的には暴力反対だけど、保母さんのエピソードで、
よく他の子を叩く意地悪な子がいて「叩かれたら痛いでしょう!」と注意したら、「僕、叩かれないから痛くないもん」と返されて困ったそうです。痛みを知ることも時には必要だと思ってる
— ふばし (@hoj_shivafu) 2019年6月28日
だからといって…一つの体罰を許せば、その連鎖はどこまでも広がっていくことでしょう。
ゆえに今の世論は、終わりのない堂々巡りに陥っています。
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ネットの反応
●亡くなった父も高校教師でした。「たった3年しかかかわることはできん。それまでのほうが長い」と嘆息してたのを思い出しました
●めっちゃ分かる。そういう子の周りには、得てして「大人という(無自覚の)暴力」を振りかざす人たちばかりだったりするんだよな。そんな中で子どもと対等であろうとすると、実際なかなか難しくて、最初はだいたい態度が「馬鹿にする」か「甘える」に二分される
●昔は授業だけじゃなく教育的指導も先生に求められていて、その手段として体罰しか知らない人が多かった。体罰賛成派はその名残。今は家庭環境が複雑で様々な子どもがいるんだから、授業まわす先生と教育的指導する専門家に分けて、先生の負担軽減しないとダメ
深く考えさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。