アメリカ・フロリダ州のデスティンの海岸にて。
1人の男性がシュモクザメの尾びれをつかみ、無理やり砂浜の方に引きずっています!
いったい何をしているのかと思ったら…!?
一部始終を、ぜひ動画でご覧ください!
- 動画のキャプチャ画像
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仲間とふざけてイタズラをしようとしているのかとも思いましたが…
すぐに、そうではないことがわかります。
「下がって、下がって!」
シュモクザメの口元には、釣り用の大きな針と糸が食い込み、絡まっていました。先程の男性は、それに気づき助けようとしていたのです!!
その後、数人がかりでサメを押さえ、食い込んだ針をとろうとする男性たち。かなり深く刺さっていたようで、なかなか取れません。
作業の間、水をかけてあげたりしつつ、周りの人々もサメを助けようと協力しています。そして
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無事に取ることが出来ました!!
その場にいた全員が大歓声。助けてもらって嬉しかったのか、痛みでパニック状態にあったのか、しばらく浅瀬を泳いでいたサメですが…
やがて多くの人々が見守る中、最初に発見した男性の手によって再び海へと帰っていきます。
「サメを助けたね! 次は何を助ける?」兄弟と思われる撮影者からの質問に、「わからないよ」と笑顔で返答する男性でした( *´艸`)
肉食性で人を襲った事例も報告されている凶暴なシュモクザメを、自らの危険も顧みずに助けた男性。
その優しさと勇敢さに、拍手を送ります!
(参照 NATIONAL GEOGRAFIC)