ワシントン州のとある路地裏で見つかった、産まれたばかりの子猫。
彼女は保護団体Spokane County Regional Animal Protection Serviceに引き取られ、ナラと名付けられました。
産まれたばかりの子猫は、母乳を与えてくれる母猫がいると生存率がぐんと上がります。
施設のメンバーが母親代わりになってくれる猫はいないか、すぐにボランティアへ連絡をとると…
幸運にも、まもなく候補を見つけることができました。
頼みの綱となった猫の名前はマギー。
彼女は数日前に9匹の子猫を産みましたが…残念ながら、そのうち5匹は命を落としてしまったと言います。
マギーの預かりボランティアであるジェイミーさんは、すぐに2匹を引き合わせてみることに。
初対面のナラを受け入れてくれるのか、不安もありましたが
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まるで自分の子どものように、愛情たっぷりにお世話をし始めてくれたのです。
他の子猫たちも、ナラを快く迎えてくれました。
彼らは本当の家族のように、じゃれあったり、くっつきあったりしていたそうです。
しかし、コレで心配ないと思われた矢先…
彼女は一人取り残されてしまいました。
体の小ささゆえに、ナラが新たな家庭へと巣立つには、まだ時間が必要です。
突然一人ぼっちになった彼女は、一緒にいてくれる仲間をいつも探しているようでした。
そんな時、保護団体のメンバーの脳裏に1匹の「犬」の名前が浮かびます。
「子犬を産んだばかりのイジーなら、ナラを受け入れてくれるかも…」
一縷の望みをかけて、ジェイミーさんは2匹を会わせてみることにしました。
すると…
心配をよそに、イジーはすぐにナラを気に入ってくれた様子!
彼女も新しい家族がとっても気に入ったようです。
子犬たちは彼女が猫だということをあまり気にしていないようで、いつもすり寄って行きます。
彼女もそれが大好きなんです。
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ナラはその後数週間、犬の家族と共に過ごしました。
授乳中は兄弟みんなもみくちゃになってくっつきながら過ごし…
まるでお気に入りの子守唄を歌っているかのように、兄弟の隣でゴロゴロと喉を鳴らします。
そして…。
大きく成長したナラにも、遂に旅立ちの時が訪れました。
彼らはこれからもずっと共に暮らせます。
たくさんの人や猫、そして犬の愛情に支えられて大きく育ったナラ。
彼女が寂しい思いをする日は、きっともう来ないはずです(*´▽`*)