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飲み会で平然と『風俗の話』をするのはなぜ? とある新入社員の投稿に考えさせられる

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はてな匿名ダイアリー」において、とある女性が投稿した「飲み会の話題」を巡る意見に注目が集まっています。

今年の4月に入社した新入社員です。

下ネタが苦手なわけでも、初心なふりをしてるわけでもありませんが…

飲み会で、男性社員が「風俗の話」をするのが疑問でなりません。

 
投稿主いわく、彼女が所属している部署は東南アジアへの駐在や出張が多いそう。

そして滞在中のエピソードとなると、はっきり「風俗」という単語が出ることはないとは言え…

「あいつは向こうで遊びまくってたからなw」

「1番最初に向こうで覚えた言葉は、2500(おそらくは「金額」の話)ですw」

 
決まってそうした発言が次々に飛び出し、周囲の社員が大笑いするといいます。

 
なお、若い女性の先輩社員ですらも…

男性社員に「向こうでおすすめの場所教えてください! あ、言える範囲でいいんで(笑)」って言ってたりとか。

そういうことが大前提として共有されてるのに驚いた。

 
投稿主はこうした状況に違和感を覚え、ある日、同期の社員たちに相談しました。

しかし…

男性は笑ってるだけか、「なんと言っていいかわからない」と言っていて…

女性には「飲み会の場だから仕方ないと思っちゃう。あなたの気持ちはわからない」って言われた。

または「そんなに嫌なら直接言えばいいじゃん」と言われた。

 
なんとも考えさせられる話です。

たとえ今までがそういう話が普通になされる時代だったとしても、疑問に思うことすらないのか。

なんかうまく言えないけど、これって変じゃないのかなあ。

 
「まだ会社でうまく立ち回りたい」という想いから、直接その場で指摘することは到底できないという投稿主。

無論、疑問の有無は抜きにして、同期の新入社員たちもみんな同じ気持ちを抱えていることでしょう。

となると、1番の問題は…

間違いなく、「飲み会で風俗の話を受け入れないとうまく立ち回れない雰囲気」を作り出している会社にあります。

 
風俗の体験談であろうと、パートナーとの私生活であろうと、あるいは現実ではなく創作にまつわることであろうと…

社会人がたくさん集まる場で生々しい「性」の話題を避けることは、沈黙の強制でも特定の職業に対する差別でもなく、「あるべきモラル」にすぎません。

投稿主がその会社に居続けるとしても、またどこか違う職場へ移る事になったとしても、いま有している倫理観だけは、絶対になくさないでほしいものですね。

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