カナダ・ナナイモ市。ひとりの男の子が警察官に呼び止められています。
そして、男の子は1枚の「切符」を受け取りました。
違反切符…ではありません。
警察官が渡したのは、「ポジティブチケット」。
良いことをしたり、きちんとルールを守れている子どもに渡される、いわば「ごほうび切符」だったのです!
この取り組みは、王立カナダ騎馬警察を率いるウォード・クラッパムさんによって始められました。
青少年が非行に走るのを、何とかして事前にくいとめたい。
そんな思いから始まったこの取り組みは、子どもたちからも大好評です!
きちんと横断歩道を渡ることができたり…
ちゃんとヘルメットをかぶって自転車に乗っていたりすると…
「ママ見て! お巡りさんからもらった!」
良い行いが評価されるという仕組みももちろんですが、それによって警察官と子どもたちとの距離が近くなることも、犯罪の抑止に繋がります。
「褒めて育てる」を具体化した素敵な制度。今後、世界中に広がりを見せて行くかもしれませんね!
(参照 Harvard Business Review )