アメリカ・テキサス州にあるジョージ・ブッシュ国際空港。オードリー・シュークさんと夫のブラントさんはある女の子の到着を待っていました。
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その女の子とは、ダウン症を抱えながら中国の孤児院で暮らすルーシーちゃんです。
高校生のときから、いつか中国から養子を受け入れたいという想いを抱えていたオードリーさんは、あるときルーシーちゃんが映る動画を偶然目にしました。
そして、歌ったり踊ったりする彼女を見て、一目で気に入ってしまったのです。まるで天使が下りてきたようだったとオードリーさんは言います。
■初対面の瞬間
ルーシーちゃんの到着を今か今かと待ちわびているオードリーさん。
すでにその目には涙が溜まっています。
▼感動の瞬間はぜひ動画にてご覧ください。
ルーシーちゃんが到着すると、あまりの嬉しさに、思わず感情が溢れだしてしまうオードリーさん。
「私がママよ！」とオードリーさんが伝えると、
ルーシーちゃんは、「ママ」と嬉しそうに返事をしてくれました。
感激したオードリーさんは、「これからは1人じゃないよ」と伝えるかのように、ぎゅっとルーシーちゃんを抱きしめます。
■幸せに向かって歩むルーシーちゃん
ルーシーちゃんとオードリーさん一家が国境を越えて出会うことができたのは、中国に住む障がいを持つ子どもたちの里親支援を行っているアメリカの団体”Great Wall China Adoption”の協力によるものでした。
団体スタッフのシャノンさんは、障がいを抱えた子どもを望む人は少ないため、ほとんどの子は里親が見つからずに、孤児院で一生を過ごすことが多いと言います。
そして今回、オードリーさんが参加したのは、そんな子どもたちが里親を見つけることができるように、中国からの養子を希望する里親と里子が4週間一緒に暮らしてみるというお試しプログラムでした。
でも、オードリーさん一家は、もうすでにルーシーちゃんを迎える手続きを進めているのだとか！
「養子に迎えることでルーシーを助けようとしているだなんて全然思っていません。むしろ幸せにしてもらうのは私たちの方なのです」そう語るのは夫のブレントさん。
この一家ならルーシーちゃんは絶対に幸せになりますね！
ルーシーちゃんが、今まで受けることができなかったたくさんの愛情を体いっぱいに受けながら、幸せに成長してくれることを願います。
そして、その愛情が咲かせたルーシーちゃんの笑顔は、オードリーさん一家を幸せで包み返してくれることでしょう。