「夏の甲子園に吹奏楽部を動員するのは速やかにやめるべき」だと提案した、真田 光 (@ksanada)さんの投稿に注目が集まっています!
その理由は…
野球の応援で炎天下に楽器を吹いてたら楽器が壊れた! コンクールとかイベントとかあるのにどうしよう! との修理依頼が毎年何件かあった。夏の甲子園に吹奏楽部が動員される悪癖は速やかに無くすべきだと、昔楽器店で労働していた人間は考える。(夏に大会を行うのもそろそろ考え直した方がいい
— 真田 光 (@ksanada) 2016年8月17日
「木管を炎天下で延々吹くのはひび割れの元なんだよ!」「金管をあんなとこで吹いたら歪む!」と修理担当の人が毎度憤慨しておったのが思い出される(現代の西洋音楽で用いられる楽器は、あのように酷な環境で演奏することを想定して作っていない。木管の管がプラスチック製のならいけるかもしれんが
— 真田 光 (@ksanada) 2016年8月17日
高校生になると自分用の楽器を買って使うケースが増え、購入にあたっては、親御さんや生徒が労働して得た大切なお金が使われている。楽器は高い。初級者でもそれなりの投資が必要である。このお金を無にする行いを高野連は推進していることになるが、それでよいのかと私は考える。
— 真田 光 (@ksanada) 2016年8月17日
試合を盛り上げ、選手に力を与える吹奏楽演奏での応援。しかし、炎天下における野外使用は、楽器に対し、想像以上に大きなダメージを与えるとのこと…!
真田さんの言う通り、金銭的な面においてももちろんですが、球児たちにとっての甲子園と同様に、吹奏楽部の部員たちにも、「勝負の場」としてのコンクールがあります。
そこに挑む上での相棒を、確実に痛めてしまうような行いなのであれば…。Twitter上では、甲子園を「晴れ舞台」ととらえる方と、コンクールを「本業」と考える方との間で、議論が勃発していました。
- Twitterの反応
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なんかこう…確かにそうなんだけど…なくなると悲しみが深い…言っても僕は野球応援は吹部としては楽器持ってったことないからあれだけど…風物詩だよなぁ…でも確かに大変 https://t.co/1HRcnvBNCn
— おーまし (@omashi0706) 2016年8月17日
@ksanada @tamai1961 昔、野球強豪校の吹奏楽部で野球を応援していましたが、吹奏楽部員も甲子園行きを楽しみにしていました OBにも声が掛かり SNS の投稿を見る限り喜んで参加しているようです 社会人野球も同様 「動員」されて嫌々やっている人は少ないと思います
— 川村正春 (@kawamuramasahar) 2016年8月18日
ン十年前ブラス部だった婆から。
ブラス部側の意見が言える場があり、支持の方向で拡散してもらえる事に感動を覚える。
大会の日をずらせば良いって人へ
物理的な故障だけでなく、応援とコンクールじゃ違うんだよ、使う筋肉違うようなもの。 https://t.co/gwoFm4tYE9— Nnyadag (@Killiwo) 2016年8月17日
まあ、大体応援慣れしてる吹奏楽部だと、使い古しの汚していい対炎天下用の楽器を捨てずに残してたりするけどな。
大会用のバルブ菅チューバと、応援用のピストン式チューバと。
ダブルリード系はシャレにならないからパート外してパーカス回すし。 https://t.co/lhyaJsK1ev— maimai (@maimai_jp) 2016年8月18日
@ksanada 但し夏休み以外に大会をするとなると今度は「大学受験ガ―」と保護者や学校側が騒ぎ出すのは確実。
それを是認して開催時期をずらすか、京セラをスポンサーにして京セラドームでの開催に変更するか、いずれにせよ相当な批判が出るでしょう。— たぬっち (@tanutch2002) 2016年8月17日
甲子園に出ると大きな宣伝効果があるので、学校側が持てる資源をすべてぶっこんで盛り上げたがるのは自然。でも利益は短期には戻らないから、他の生徒は恩恵にあずかれず、学校側だけが得をする。他の生徒を動員するなら資金投入すべき。 https://t.co/mz2YZmT9pP
— 鴨澤眞夫 (@kamosawa) 2016年8月18日