ディズニーランドは夢と魔法の国。アトラクションの楽しさはもちろん、そこで働くキャストの細やかな対応や心遣いに感動する人も多いでしょう。
アメリカのディズニーランドで、ネックストラップを落としてしまった女の子に対して、キャストが取った行動が素晴らしい!と海外のSNSで話題になっています。
3月下旬、カリフォルニアのディズニーランドでは、ピンバッチの交換イベントが開催されていました。そんな中、キャストのエミリー・フラー・ギビーさんが4個のピンバッチのついたネックストラップが落ちているのを発見。
そのストラップには手書きのタグが付いていて、こう書かれていました。
「こんにちは。私は自閉症で、あまりたくさんしゃべれません。でもミッキーのピンバッチを交換してほしいです」
ネックストラップは、イベント中に落とされたもののよう。
エミリーさんは、ストラップをミッキーマウスのピンバッチで埋め尽くすと、FacebookとInstagramにこの写真をアップ。
みんなの力が必要!木曜の朝、この4個のピンバッジがついた赤いストラップが落ちてたの。
見て、私たちはミッキーのピンバッジをいっぱいつけてあげて、ミッキーの大きなメダルもさげてあげたよ。
だから今度はこのストラップを落とし主に届けなくちゃ!この写真をシェアして、私たちのお友だちを見つけるために力を貸して!
一緒に魔法の力を使っちゃおう! 情報があればメッセージをくれると嬉しいわ!
エミリーさんが投稿すると、瞬く間に1万2千人にシェアされました。
そして、ほどなくしてスージーちゃんという女の子が、このストラップの持ち主だったことが判明!
無事彼女の元にストラップが戻ったのです。
Girl w/autism who lost lanyard at Disneyland has it returned w/help of Good Samaritan https://t.co/iFLhdT63EC pic.twitter.com/lsIzt8r1Uk
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) 2016年4月15日
エミリーさんはその後Facebookに、「見ず知らずの人にでも、心配して協力してくれる多くの皆さんに出会えて本当に嬉しいです!世界はこんなに素晴らしい人たちであふれているんですね」と綴っています。
この対応は、きっとマニュアルにはないでしょう。エミリーさんの温かい行動と、SNSで繋がる人と人との助け合いによって、この幸せな結末を迎えました。
ときには無機質だと思われてしまうSNSですが、このような感動的な出来事もたくさんあるのですね!