米フロリダ州のゲインズビル署に、こんな電話が掛かってきました。「通りでバスケをするガキどもがうるさすぎる。なんとかしてくれ!」
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それを受けて出動したホワイト警官でしたが…。その対応が素晴らしいと話題になっています。
なぜなら、彼はバスケをしている少年たちの元に到着すると・・・
ボールを持つ少年にこう話しかけたのです。
「通りでバスケをしている君たちの苦情を言うために、わざわざ警察に電話を掛けてきた人がいるんだ。信じられるかい? 誰が電話してきたかは知らないけど、オレにはそれに何の問題があるのか、さっぱり分からない!」
そう言いながら、ゴールに向けてシュートを放つホワイト警官。
残念ながら外してしまいましたが、そのまま少年たちとバスケをし始めると…
数分後には、続々と友達が集まってきて、みんなでプレイすることになりました!
しばらく遊んだ後で、「まあ、あまりうるさくしすぎないでくれよ」と告げるホワイト警官。
そして、「次は仲間を連れてバスケしに来るから、よろしくな!」と伝えると、署に帰っていきました。
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警官がやってきたと思って焦ったら、ホワイト警官のとても素敵な対応に、少年たちも驚いたのではないでしょうか。
しかも、この話しには続きがありました。
元プロバスケットボール選手のシャキール・オニールさんが、この一件を知り、署を訪ねてきてくれたのです。
そして、約束通りホワイト警官は、同僚警官とさらにはオニールさんまで引き連れて、少年たちのもとへやって来ました。
「さぁ、みんなでバスケを始めよう!」
オニールさんが車から現れると大きな歓声があがります。
少年たちももちろん大興奮です。
ホワイト警官はこう語っています。
「子どもたちには、子どもらしく過ごさせればいい。私たち警察は、本当の犯罪者を捕まえることに力を注ぐんです。」
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警官の悪いニュースもよく耳にする昨今。こうして地域住民と触れ合い、少年たちの心に寄り添うことが出来る警官の存在は、本当に嬉しく頼もしいものです。
ホワイト警官と接した少年たちにとっては、真の警官とはどんな人たちなのか、間近で知ることができる良い機会になったのではないでしょうか。