Manabu Murakami(@ManabuMMD)さんが投稿した、とある認知症の女性のエピソードに注目が集まっています。
まだ、僕が内科医だった頃。
病棟にある重度の認知症の女性がいた。
普段は現時刻も場所もわからない彼女が突然、僕に対して死別した配偶者の話を始めて「あの時は本当にお世話になりました」とおっしゃった。
後にわかったのだけれど、数年前にその女性と一緒に、配偶者の方を看取ったのは僕だった。— Manabu Murakami@ICU (@ManabuMMD) September 17, 2021
家族の看取りの瞬間は、脳の奥底に残る大切な記憶なんだと、思い知らされた。
— Manabu Murakami@ICU (@ManabuMMD) September 17, 2021
なるほど。
忘れられない記憶
リプライ欄には、こんな声も。
日々の暮らしの中で記憶というものは繰り返し繰り返しバージョンアップされていると感じています。その認知症の方も看取ったときの情景を何度も想起してらっしゃたのでしょう。羨ましい貴重な経験ですね。
— 門阪 庄三 (@kdsk17) September 17, 2021
素敵なエピソードに、胸が熱くなりました。
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みんなの反応
●いい話
●人間って不思議ですね
●心の深いところに染み入るお話です。ありがとうございます
●深く感銘いたします…。われわれ医師からみれば患者様は大勢の中の一人なのですが、患者様からみれば医師というものは大事な一人なのかもしれません。あらためて、患者一人一人を大切にする必要があることを痛感しました
グッとくるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。