「論文のコピー集を、先日まとめてPDFにして紙を捨てたのですが……」
そんな書き出しから、太田資正と中世太田領あれこれ(資正研)(@medieval_oota)さんは以下のような呟きを投稿しました。
論文のコピー集を、先日まとめてPDFにして紙を捨てたのですが…
意識に引っかかる機会が無くなり、全然読まなくなってしまいました。
本にせよ、コピーにせよ、モノがそこにあるという実存自体が、脳に認知を呼び起こすのですよね。
電子化は、これを失うケースが多い。
失敗だった。— 太田資正と中世太田領あれこれ(資正研) (@medieval_oota) September 8, 2023
そうかもしれません。私も仕事では、そうなので。
意識が常に向けられている領は、それができるのだと思います。
私の場合、歴史は思い出した時に調べ、考えるものなので、「思い出す」のキッカケスイッチが押されないと何も始まらない感じになりました…— 太田資正と中世太田領あれこれ(資正研) (@medieval_oota) September 8, 2023
なるほど……。
あるある
なお、リプライ欄にはこんなコメントも。
私も電子ばかりで本読んでたら、内容に対する記憶が薄くなった気がします…加齢による記憶力の低下はありますが…存外、指でページをめくるという作業を含めて、本を読むという行為は完成するのかもです。
— 我乱堂 (@SagamiNoriaki) September 8, 2023
『紙媒体の方が手に取りやすい上、記憶に定着する』という方も少なくないかもしれません。
みんなの反応
●万人がそうってわけでは無いと思う。自分の場合は電子書籍で買った本のほうが読み返す率圧倒的に高いし
●長いこと積読したままだった本を、電子書籍(Kindle)で買い直して、これで空き時間にいつでもどこでも、スマホで読める!と思ったまま、電子書籍を持っていることすら忘れて数年放置していたのをこのツイートで思いだした
●新聞や週刊誌を電子版のみにしたら途端に読まなく(意識に上らなく)なった
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。