「私の園では、ごめんね→いいよを教えることは絶対にありません」
そんな書き出しから、カナダで保育士をしているはるか(@h00665858)さんは、以下のような呟きを投稿しました。
私の園では、ごめんね→いいよを教えることは絶対にありません。誤って何かを壊してしまった時に謝られた子がIt's OK. (いいよ)ということはあっても、意図的に傷つけたときなどは、謝られた側にもIt's OKと言わないように教えます。なぜなら傷つける行為はIt's not OK.(よくない)からです。
— はるか (@ReggioHoiku) May 12, 2021
代わりに
I accept your apology.
あなたの謝罪を受け入れます。
Thank you for apologizing.
謝ってくれてありがとう。
などが言えます。「It's OK.(良いよ)」ではないのです。— はるか (@ReggioHoiku) May 12, 2021
あとで謝っても傷付けた事実は変わりませんし、謝ったから許せというのもおかしな話。その結果傷付けた側が不都合を被っても、被害者にその責任は一切ないのです。
— はるか (@ReggioHoiku) May 12, 2021
なるほど…(゚Д゚;)
決定権は被害者に
はるかさんはさらにこう続けます。
このコンセプトを教えないと、「謝ってるのになぜ許さない。」などと逆ギレのようなおかしなことに。傷つけた行為はあくまでその人がその人の意思で行ったこと。許されないと怒るくらいなら、始めから傷つけないという選択肢があったはず。それをしなかったのは傷つけた張本人で、被害者は関係ない。
— はるか (@ReggioHoiku) May 12, 2021
全てを許すのではなく、あくまでも『謝罪』を受け入れるだけ。
被害者の気持ちに寄り添った教えに、感服させられました。
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みんなの反応
●これすごいわかります! うちの子よく嫌なちょっかいをかけられてて、その度に先生たちも謝らせてはくれるんですが、謝ればいいってもんじゃない。何度も傷つけられた。「ごめんなさい」は受け取るけど許すかは別
●うちの子の保育園は「ごめんね」「もうしないでね」がセットだった
●昔ごめんねとただ言われても許せそうにない時は「え、無理」と言ったところ、逆ギレして謝られた時ほどの胸糞な事は無かったなw いいよを聞くまで怒りながら謝っているとか本当に不思議だった
ハッとさせられるお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。