中島 智 (@nakashima001)さんが投稿した、ある教えに注目が集まっています。
画学生には「好きな作家、尊敬する画家の絵はどんどんトレースしなさい」と勧めてきた。身重ねしていくこと。身体を重ねることによって「この作家の身体は私の身体ではない」と、自身の身体がわかる。どうしても重ならない深い欲動がわかってくる。これをしないと「好きな作家」が亡霊として付き纏う。
— 中島 智 (@nakashima001) February 6, 2023
よくある誤解に、美術館などで模写をしている画家をみて「技法を学んでるのね」とか、舞踊の稽古を眺めて「伝統の型を学んでるのね」という解釈がある。しかし本質はそこにはない。技法や型には〈固有名詞〉がある。舞踊家も邦楽家も「呼吸を重ねる」のだと言う。重ねることで、自らの呼吸に目覚める。
— 中島 智 (@nakashima001) February 6, 2023
なるほど…。
重要な工程
その重ねようとしても重ならない部分が、自身の個性になり得るということでしょうか。
他人の真似をするというのはとても大事だと思う。やってるうちに全く同じアプローチなんて出来るはずがことが分かる。真似ているうちに自分が何者なのか探せるようになる。そうやって初めて自分を分かり始めるのかなと思う。 https://t.co/9AmkIuLF0B
— ベディ (@5ps_stack) February 7, 2023
創作活動をする上で参考にしたい教えですね。
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みんなの反応
●なんかわかるな。模写してると「これは私の目指している完全なものではない」って身体で理解して、自分に必要な部分だけが血肉として残る気がする
●守破離や型破りの考え方と一緒か。急がば回れ
●文章を書くのも同じだなぁ
●突き詰めれば突き詰める程いい。模倣だけだと劣化コピーにしかならんけどそこから「自分の型」になって行くのマジでわかる
ハッとする呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。