「某会社で駅員してますが…拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい」
そんな書き出しから、Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint)さんは以下のような呼びかけをしています。
某会社で駅員してますが…
拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい。
載せるにしても細かい情報まで載せないで下さい。
写真なんて以ての外です!
拾った本人は親切心でしていると思いますが、本当にやめて下さい。
これで何が起こるのか…
直ぐに想像出来ると思います。— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
特徴・写真等を載せてしまうと、細かい情報まで見えてしまうんです!
免許証とか写真のある物が入った遺失物なら本人じゃ無いなとか判断出来ますが、無ければ判断する方法は、細かい特徴等を聞いて合致してるかどうかで遺失者に引き渡すしか無いのです。— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
なので、細かい情報を書かれてしまうと、それを見た悪意を持った人間が、自分の物で無いのに引取りに来て、特徴等もSNSで知ってしまっているので、こちらとしても本人の物と判断をせざるを得ません。
本人確認の公的証明書で名前・住所を確認して渡すので、引渡し相手の確認はしますが…— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
遺失物の誤渡しは、本来の落とし主に多大な迷惑をかける事になるので、絶対にあってはならない事です。
ちなみに、遺失物をあたかも自分の物と偽って引取りをすると、遺失物横領罪になります。と、言うわけで遺失物を届けた際は詳しい事は一切SNSに載せてはいけませんよ。というお話しでした。
— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
駅員側は、誰が落とした物かなんて全く分からないんですよ。
お客さま自身が、忘れたり、落としたりしない事が一番の防衛手段になるので、電車を降りる際は一度自分が座っていた座席等を振り返って見てみましょう。— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
なるほど…。
善意が仇に
拡散された内容を利用し拾得物を持ち帰るような人がいる以上、情報の取り扱いには注意が必要です。
◯◯駅で◯◯を拾いました!駅員室にとどけてあります!みたいなツイートがダメってことですね。言われてみれば簡単にわかることでしたね。以後気を付けます。
— ほうらい@受験生 (@hourai1676) January 8, 2023
落とし物を拾った際は、駅員や警察へ届け出るだけに留めるようにしたいですね。
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みんなの反応
●本人しか知らないことが減ってしまう
●去年の春頃になりすましで捕まった人がいますね。客商売やっていますがたまに曖昧な情報で忘れ物の問い合わせがあります
●そりゃそうだ。最近落し物の写真付きお知らせツイートを目にする事があって、この人やってしまったなと思ったわ
●なので自分は忘れ物は黙って駅に届けるようにしています
周知したい呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。